内モンゴル自治区赤峰市紅山区の楊小華さんは法輪功を学んでいるという理由で、2001年に中共(中国共産党)によって労働教養を強いられ、迫害を受け2007年に死亡した。楊さんの娘が一人残されている。

　楊さんの家は貧乏で、夫と離婚した。多種の病気を患った楊さんは娘と二人で暮らしていた。その後、法輪功と出会ってから健康を取り戻した。

　中共が法輪功に対する迫害を始めてから、楊小華さんは生活をかく乱された。

　2001年に赤峰市紅山区永巨派出所の警官・付建元は楊さんの自宅に侵入し、楊さんを派出所に連行した。「おまえのせいで俺は表彰されなかった、奨励金ももらえない」と楊さんを罵り、革靴のまま楊さんの足を蹴った。その後、楊さんは紅山区留置場に拘禁された。当時、楊さんの娘はわずか7歳で、寒い冬に一人ぼっちで家に残された。

　楊さんは労働教養の数カ月後に2001年11月、内モンゴル図牧吉労働教養所に移送された。毎日奴隷のように働かされ、さらに迫害されたため、健康だった楊さんは体調が崩れた。

　楊さんは2003年3月に釈放されたが、その後も絶えず赤峰紅山区の警官らに嫌がらせされ、恐喝された。煉功もできず体調がますます悪化し、2007年、楊小華さんは無実の罪が晴れないままこの世を去った。享年42歳。そして、12歳の娘が一人残された。