日本明慧
|
河北省:法輪功修煉者多数 一斉逮捕され不当拘禁
河北省遷安市では2011年9月5日までに、多数の法輪功修煉者が不当に連行された。被害者は李鳳珍さん、王偉月さん、劉小鳳さん、李艶芹さん、司鳳敏さん、呉さん、郭さん、李慶合さん、李慶雲さん、豈淑新さん、劉翠蘭さん、馬桂芝さん、郭申さんの妻、荘さんなど、少なくとも14人に上っているという。現在、鳳敏さん、慶合さん、慶雲さんは同市留置場で監禁を強いられていることが判明しているが、それ以外の修煉者の情報はまだわかっていないという。
連行当日、慶合さんは自宅に集まっていた上記の修煉者全員とともに、押し入ってきた警官らによって正当な理由もなく一斉に逮捕された。この迫害を通じて、当局が法輪功迫害の中で、明らかに中国憲法に違反し国民の人権を蹂躙していることが暴かれた。中国憲法は次のように定めている。集会、結社及び言論、示威、出版その他一切の表現の自由は、これを保障する。信教の自由は、何人に対してもこれを保障する。いかなる宗教団体も、国から特権を受け、又は政治上の権力を行使してはならない。何人も、宗教上の行為、祝典、儀式又は行事に参加することを強制されない。何人の思想及び良心の自由は、これを侵してはならない。国及びその機関は、宗教教育その他いかなる宗教的活動もしてはならない
鳳珍さん(60代女性)は、法輪功を修煉するまで深刻な持病に苦しんでいたが、修煉を始めてわずか15日後、心身ともに全快した。しかし、法輪功迫害が始まってから、鳳さんは何度も不当に連行され、監禁された。2003年、鳳さんは施設内で、大小便を失禁し髪の毛が大量に抜け、皮膚が裂けるまでスタンガンで電撃ショックを加えられた。
偉月さん(40代女性)は、2001年と2008年に労働教養を宣告され、いずれも2年の獄中生活を強いられた。施設内で偉さんは3本のスタンガンを口の中に入れられ、口内をひどく火傷するまで電撃ショックを加えられた。さらに偉さんは、塩分濃度の高い塩水を灌食されるなどの拷問を受けた。
小鳳さん(49歳女性)は、2001年に6年の不当判決を宣告された。
慶合さん(60代男性)の妻・邵連栄さんは、2009年12月に7年の不当判決を受け、石家荘女子刑務所で監禁されている。現在、慶合さんが拘禁されてから、介護が必要な、もうすぐ90歳になる慶さんの母親は、一人暮らしを強いられて苦しい生活を送っている。
艶芹さんは2003年、液化ガスを口の中に入れられたまま火をつけられた。その影響で口内全体と舌の肉が爛れてボロボロになってしまった。この迫害に加担したのは、12年来、遷安市在住の多数の法輪功修煉者を拷問、暴行し、その残酷さで知られている警官・浦永来である。
以下に、浦永来が行ってきた修煉者への迫害の一部を述べる。
2007年10月、李艶奎さんは「大」の字に縛り付けられ、体を動かすことできないまま下半身を狙ってスタンガンで電撃ショックを加えられた。
同月、李青松さんは裂けた皮膚から大量の血が流れ出るまで手錠をきつくはめ込まれた。そのうえ、李さんは体の数箇所に重傷を負うまでスタンガンで電撃ショックを受け、苦しめられた。
2008年5月、梁秀蘭さんは椅子に縛られた後、髪の毛を掴まれ、頭部を狙ってスタンガンで電撃ショックを加えられ続けた。また、手錠を肉に食い込むまできつくはめられたため、傷から血が止まらなかった。
|
関連文章
- 遼寧省:労働教養所で法輪功修煉者が受けた過酷な管理・拷問
- 吉林省:吉林市当局 傍聴に駆けつけた市民を不当に逮捕
- 湖南省:高齢の法輪功修煉者 性的虐待・私生活の妨害を受け死亡(写真)
- 黒竜江省:自身が受けた迫害を法輪功修煉者が証言
- 山東省:老婦が数回にわたって監禁を強いられる
- 河北省:石家荘市の経営者に 懲役3年6カ月の不当判決(写真)
- 江西省:法輪功修煉者13人 不当な一斉逮捕に直面(写真)
- 河北省:2度も労働教養を強いられた修煉者 再び不当連行される
- 河北省:女性法輪功修煉者3人 不当な労働教養を科される
- 河北省:当局に繰り返し迫害された修煉者 一家離散に追い込まれる