(明慧日本)2011年5月4日、成都市駟馬橋街道弁事所(中国の行政の末端機関)のリーダー・蒋東濤ら十数人は、法輪功修煉者・李文鳳さんの家に突然立ち入った上、不当に李さんの身柄を拘束した。彼らはさらにプリンター2台と大量の法輪功関係の資料、現金10,000元を強制的に没収した。
李さんが身柄を拘束された当日の夜、派出所で李さんは警官らに「法輪功は健康の回復にも道徳の向上にも良いと実感しているため、『真・善・忍』の法理に従って良い人を目指しています。私は何ら罪を犯しておらず、誰もが信仰の自由を有しており、法輪功を信じることは法を犯していません」と説明した。しかし、所長は警官に指示して李さんの手を掴ませ、修煉を放棄する旨の誓約書に捺印することを強制した。その際、抵抗した李さんは髪の毛を掴まれ暴行を振るわれた。
拷問の実演:髪の毛をつかんで暴行を振るう
その後、李さんは鉄製の籠の中に入れられ、鉄製の椅子に座らされて縛り付けられた。李さんは食べ物も与えられず、翌日の午後まで身柄を拘束された。李さんはその後、新津洗脳班へ移送された。
拷問の実演:鉄製の椅子に縛り付けられる
洗脳班で李さんは3カ月にわたり、脅迫や尋問、罵倒などの迫害を受けた。そのため李さんはしばしば頭が重く、意識が朦朧として倒れそうになった。また李さんは、大便に赤や緑色の異物が混ざっていたことから、食べ物に毒物を入れられたと訴えた。
一方、李さんの息子と夫はこの迫害にショックを受け、精神的に甚大な苦痛を受け苦しめられた。