吉林省:放送局職員が不当連行され裁判に直面
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 (明慧日本)吉林省蛟河(こうが)市に在住の法輪功修煉者・劉兆富さんは、地元の放送局の職員で、職場で高い評価を得ている。  

 2011年9月22日、劉さんは地元の警官に不当に身柄を拘束され、蛟河市留置場に拘禁された。蛟河市公安局の警官は、劉さんに対する裁判を行うと言った。

 3年前、劉さんは連行から逃れるため、路頭に迷う生活を送っていた。劉さんを連行するため、蛟河市公安局の警官は、劉さんの親戚に「数万元を払えば、劉さんは帰ることもできるし、仕事もできる」と騙した。その親戚は騙されているとは知らず、その場で劉さんに電話をしたが、劉さんにはつながらなかった。しかし、劉さんはすぐに身柄を拘束された。警官が、携帯電話で劉さんの居場所を追跡していたからである。   

 劉さんの妻・史秀珍さん(58歳女性)は、法輪功を修煉する前に骨がんを患い「余命2カ月」と医者に宣告されたが、修煉を始めてからわずか4カ月で元気を取り戻した。医者にも「奇跡だ!」と驚かれた。生まれ変わった劉さんは、姑に孝行をし、一家は幸せになった。

 しかし、2008年3月18日、史さんは自宅で、蛟河市新站派出所の警官らに不当に身柄を拘束されて尋問された。警官らは「上大掛」という刑罰で史さんを苦しめた。その後、史さんは懲役6年の不当判決を宣告されて、黒嘴子女子刑務所に拘禁された。刑務所は史さんを3日間寝かせないこともあった。

 史さんの姑(80代)は、息子夫婦が不当に連行されたため、生活が苦境に陥った。また、警官に息子の居場所を問い詰められたため、何回も重体に陥り、病院に搬送された。2009年の新年ごろ、姑は苦しみの中で死亡した。温かかった家庭はこのようにして壊された。 

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2011/12/3/250115.html)     更新日:2011年12月13日
 
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