【明慧日本2012年2月2日】南昌市に在住の法輪功修煉者・呉志萍さんは、良い人間になることを目指し、「真・善・忍」で自らを律している。ところが2008年10月18日午後、呉さんは青雲譜公安支局の警察に不法に拘束され、留置場で長期間にわたる拷問や恐喝を受けた後、江西女子刑務所へ送られた。同刑務所の看守らは人間性を喪失し、呉さんに対して残酷な迫害を加え続けている。
江西女子刑務所の看守らは、いわゆる「転化」を目的に、呉さんに対して様々な悪質な迫害手段を用いた。2010年、呉さんは人格を侮辱する目的で多くの人の前に立たされ、ひどく罵られた。また、口を塞がれて椅子に手錠で縛り付けられた。さらに4カ月にわたり、呉さんは独房に監禁された。
独房に拘禁された初日、呉さんは事前に置かれていた薬物により、房内に毒ガスのような匂いが充満していたため、めまいや呼吸困難、吐き気などの症状を起こした。さらに心臓が今にも停止しそうになり、死ぬ寸前の状態にまで陥った。それから2カ月間、呉さんは1日2食しか与えられず、毎日3時間半も立ち続けることを強制され、看守らから脅迫され続けた
また看守らは呉さんを「転化」させるため、さらに迫害を強化し、昼夜を問わず呉さんの行動を監視し、法輪功を中傷し、呉さんが目をつぶると刺激性のオイルを塗って睡眠を妨げ、座ることも禁止して立たせ続けた。
2010年11月頃、看守らは呉さんに転向するかどうかを状況を尋ねたが、呉さんはかえって法輪功の素晴らしさや自分が修煉後に受けた恩恵などを述べ、看守らに迫害をやめるよう説得した。そのため施設側は、一層管理を厳しくし、呉さんに対して法輪功を中傷するビデオ・書類等の宣伝資料を読ませるよう、他の受刑者らに命令し、強制的な洗脳を行った。この時期、呉さんは深夜の4時になるまで悪質な洗脳を続けられたことも多々あった。