【明慧日本2012年4月4日】山東省烟台市の芝罘(しふう)区公安分局は2012年3月20日、一斉に芝罘区に在住の法輪功修煉者20数人を不当に連行した。そのうち15人は同区の幸福十四村洗脳班に拘禁された。洗脳班で看守らは、法輪功修煉者たちに対して、法輪功を誹謗するビデオを見ることを強要したり、肉体的な苦しみを加えたりしていた。
洗脳班に拘禁された任愛華さんは、看守の不当な要求に従わなかったため、洗脳班のリーダーに暴力を振るわれた。任さんは野蛮に頭、顔、腰などを殴られたり蹴られたりされ、手錠も強行してかけられた。看守が故意に手錠を任さんの手首に強く押したため、あまりの痛みで任さんは気を失い、手首に傷を負ってしまった。
任さんはまた、「法輪大法は素晴らしい」と叫んだため、看守に靴で顔を強く殴られた。そして、任さんは断食して迫害に抗議したという。現在、任さんは洗脳班から出て家に戻った。
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任さんが暴力を振るわれて負傷した部位(帰宅3日後)
任さんはかつて2009年4月8日、私服警官に尾行され、身柄を拘束された。任さんは連行された後、警官から家宅捜索を受け、パソコン2台、プリンタ1台、現金2000元を没収された。その後、任さんは幸福十五村洗脳班に拘禁され、さまざまな暴力行為を受けた。2009年6月9日、任さんは2年の労働教養処分を科され、 シ博市王村労働教養所に移送された。
2012年3月20日、芝罘区福安小区に在住の法輪功修煉者・宋文栄さんは仕事に行くとき、自宅のドアを開けた途端、数人の警官が不法に侵入してきた。警官らは家宅捜索をして、コートも着ていない宋さんを強制に連行し、洗脳班に拘禁した。その後、警官は宋さんの滞在費と食費として、宋さんの家族に4000元を要求したが、家族は支払いを拒否した。
同日、孫元華さん、楊小環さん、劉永芳さん、宋玉蓉さんなど、20数人の法輪功修煉者が連行された。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)