文/四川省の大法弟子
【明慧日本2012年4月4日
五、連続ドラマの鑑賞に警鐘を鳴らす
我が家がDVDプレーヤーを購入してから、10年以上が経ちました。通常は法輪功の真相DVD、神韻、師父の説法の再生に使っていました。もう一つの重要な役割は、神韻と真相DVDを試写して、品質の検査と予め内容を把握することです。一度も一般のDVDを再生したことはありませんでした。
2001年に大きなアンテナを立ててから、昼の時間に海外の某テレビ局のある番組を見るようになりました。しばらくして、同修が新唐人テレビの番組が見られるように調整してくれ、時に新唐人の番組も見るようになりました。今年に入って、衛星の契約騒ぎで新唐人テレビが見られなくなり、ずっとテレビを見ていませんでした。しかし息子(法輪功を修煉していない)が、私達が退屈しているのではないかと心配して、二部連続のドラマのDVDを買ってきました(息子は私達が絶対に邪悪な共産党文化のものは見ないと知っており、歴史物語のつもりでDVDを購入した)。私もはっきり反対していなかったので、食事の時、皆と一緒に何となく見ているうちに、二部のドラマを全部見てしまいました。
8月13日、夫の妹から電話がかかってきました。31日は姪の誕生日なので一緒に食事をしないかという誘いの電話でした。31日の朝、私は起きる前に夢を見ました。夫と一緒に姪の家に向かう途中の出来事です。精悍な感じの年配の男性と一緒に行くことになりました。彼は私達の前方を歩いていました(私達は彼の歩調に付いて行けませんでした)。先に丘の上に着いた彼が遅れている私達を見て、彼は体を動かし始めました。彼は体にぴったりとした白い洋服を着て、両手を交互に地面に付け、また、空中で鮮やかに体を反転し、まるで燕のように軽やかでした。私達がやっと登ってきたのを見て、彼は運動をやめました。「あなた達が着くまで体を動かしていたのです」と話しかけながら、持ち歩いているケースを開けてDVDと小型プレーヤーを取り出しました。「これは世界のトップレベルのアクション映画で、4時間もので、とても素晴らしくて…」と言いながら、DVDのカバーを外して再生しようとしました。私は慌てて、「今日は姪の家に食事に行く約束をしているので結構です」と断りました。彼はそのDVDを置き、「それでは2時間のDVDもありますよ」と、彼に熱心に勧められたところで目が覚めました。
起床後、私は何度も夢を思い出し、真剣に考えてみました。親切で、真面目で、さらに高い技術をもっている男性に、私は熱心にアクション映画を勧められました。これが共産党文化であるかどうかは、はっきりしませんが、常人の趣味にとても合っているような内容でした(かつてスポーツが好きだったから)。一つだけ確かなことは、彼は修煉者ではないということでした。
今回は息子が持ち帰ってきたドラマのDVDを何となく見たのですが、もし今後も息子がまた持ち帰ってきたら、また何となく見てしまい、そのうち、気づかないままに病み付きになるのではないか、これは師父のご教示ではないかと気づきました。
また一方で、ドラマを見るのは「定年後の暇つぶしに、麻雀、美味しい物を食べる、連続ドラマを見る」という常人の考えに符合しています。私達の考えが常人に符合したので、夢の中で彼に一生懸命アクションドラマを勧められたのだと思いました。
まとめの言葉
10数年来の修煉について、私は書きたいことがたくさんあり、どこから書き出せばよいか迷っていました。その上、長い間に根付いた惰性が習慣となり、時間に厳しくなく、また恐れる心が障害となって、何度も書き出したところで書きたくなくなり、止めてしまいました。
しかし、自分の心の中ではっきり分かっているのは、この10数年の苦難に満ちた修煉の過程を振り返ったとき、今まで歩んで来ることができたのは、あまりにも疲れ果て、危険で乗り越えられなかった時、いつも師父の激励があったからだということでした。明慧ネットに掲載されている交流文章に啓発されて、私はその中からたくさんのエネルギーをいただきました。常人の執着に引っ張られて常人の流れに呑み込まれている時、明慧が目を覚まさせてくれました(特に私のように地元に修煉者が一人しかいない場合)。もし明慧に要求ばかりして、一方で得ることをただ待つだけで、明慧のために何も努力も払わなければ、心中の後ろめたさで自責の念を感じてしまいます。しかし書くことを考えると、時間を要し、簡潔な言葉で表現するのは苦手で、また「顕示心」という常人の心に動かされ、かえって同修達にマイナスの影響を与えてしまうのではないかと心配しました。それに毎週「三つのこと」を行うのが精一杯で、本当に忙しくて時間がありませんでした。なんとかして最後に勇気を振り搾って、多くの常人の心と観念による障害を克服してペンをとりました。現段階では法に則っていないところがまだありますが、同修の慈悲なるご叱正をお願いいたします。
慈悲なる師父に合十、今まで助けてくださった同修の皆さんに感謝いたします!
(完)
(明慧ネット第8回中国大陸大法弟子の修煉体験交流会)
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2011/12/30/130409.html) 更新日:2012年4月5日