イタリア:フィレンツェ県議会「法輪功への迫害停止を求める」決議可決
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 【日本明慧2012年7月7日】イタリア・フィレンツェ県議会は先月27日、中国の宗教の自由を保護する目的で、「法輪功への迫害停止を要求する」、ならびに「法輪功修煉者の生体からの臓器狩り事件について調査を行う」決議案が全会一致で通過した。この議案は、自由人民党議員のMassimo Lensi氏が提案した。

イタリアフィレンツェ県けん議会で通過した、法輪功の迫害停止に関する決議案

 報道では、「中共による法輪功への迫害行為は必ず停止しなければならず、中国の宗教の自由が全面的に保護されなければならない。県議会は全員一致でこの決議案を通過した。宗教の自由は討論すべきものではなく、基本原則であることを重ねて言及し、それは人権憲章によって公民の基本権利として定められている」と、決議案の内容の一部を記載した。

 この決議案はイタリア政府、特に外務大臣に呼びかけている。今後、中共の外交使節団と接する際、法輪功修煉者の臓器狩りについての告発に関する事実、脅迫、拘置所での拷問、宗教信者に対する迫害事実をはっきりさせなければならない。決議はさらに、議会議長は法輪功修煉者の代表と面会し、県議会は法輪功修煉者に同情を示し、そして支持していることを伝え、同時に「真善忍国際美術展」に適切な場所を提供する旨を伝えなければならないとした。

 フィレンツェ県  国際関係委員会は4月24日、人権公聴会を開催した。法輪大法協会のメンバーを招き、法輪功が受けている迫害状況について聞き取りを行った。メンバーは、法輪功は90年代の初めに中国で伝え出され、その目的は人々の心身の健康を改善することにあると説明した。

 これ以前にも、トスカーナ 州議会は先月13日、同様な決議案を通過した。同日、イタリア各地から法輪功修煉者が集まり、州議会の議員が良知のある選択をするよう声援を送った。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/7/4/259785.html)
 
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