明慧法会|1分間を2分間として使う(二)
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文/中国の大法弟子

 【明慧日本2012年10月10日】1999年7.20以降、以前に知り合った同修に会えなくなり、師父の経文と真相資料は遠く離れた妹(同修)から人に頼んで送ってもらいました。妹は悟性がよく、私よりも法を良く学んでおり、妹は現地の同修と連絡するよう私に勧めました。私は、今の状況では同修は見つからないと言いましたが、妹は師父にお願いしてみてください、師父は必ず助けてくださると言いました。

 不思議なことに数日後、私は公園で昔の同修と会いました。彼女はにこにこしながら師父の新経文を袖から出し、「欲しい?」と聞きました。私は嬉しくて「もちろん」と答え、いただきました。それから、私は師父の新経文と真相資料を遅れることなく貰うことができました。

 最初の頃、私はダビング装置を購入しようと思い、科学技術市場に入りました。こんなにたくさんの売り場があるので、どのように探すのかと悩みました。ある20代の若い人に尋ねると、彼は「ダビング装置専門店に連れて行きます。私は昔そこでバイトしたことがあります」と言いました。このように、私は順調にダビング装置を購入しました。こんなに良いタイミングで出会ったのは師父の按排ではないでしょうか?

 学法煉功につれて心性は向上し、また師父も私の智慧を開き続けてくださいました。また、同修に助けられたことによって、私の多くの執着心は取り除かれ、正念が固められ、以前はネットの使い方がわかりませんでしたが、現在は大量に真相資料をダウンロードすることができ、様々なパソコン技術も身に付けました。

 『私たちは未来に告げる』という9編のVCDを制作するとき、9編を9枚のディスクに分割するのは真相を伝えることに不便をもたらすと感じました。ここは省の都会だからDVDが普及しており、9枚のVCDをまとめて1枚のDVDにして制作出来たらいいなと考えました。私にこの考えがあったので、師父は本当に助けてくださいました。2日後、慧さんがダウンロードした資料の中に「私はこのように『私たちは未来を告げる』のDVDを制作しました」という文章がありました。文章の中にはまだ翻訳されていない英文がありましたが、図がついていて、手順の説明も詳しかったので、私はそれに従い、上手に9枚のVCDを1枚のDVDにまとめ、プロの水準に近いものになりました。このDVDは鑑賞するとき、リモコンでボダンを1つ押すだけで、全ての内容を見ることができ、またリモコンでチャプターの選択もできました。当時、私は嬉しくて、その後同じやり方で6枚組のVCD版『九評共産党』を1枚のDVDにし、2枚セットのDVDで、師父の9回の講法映像と煉功を教える映像を制作出来ました。このようにして資金を節約しただけでなく、衆生が真相映像を便利に鑑賞することができるようになりました。

 自分の道を切り開く

 師父は『二〇〇五年サンフランシスコ法会での説法』で説かれました。「実は中国大陸の学習者はもっと厳しい情況に置かれています。資料作りの拠点は基本的に家庭単位に置かれており、あらゆるところに拠点があります。つまり、すべての人は自分の道を歩んでおり、個人で、または小さい範囲で何人かが協調して行っており、皆すべてこれらのことを行っています。先ほど修煉は大道無形の方式を採っていると言ったのではありませんか?」「大法弟子一人ひとりがみな王になってほしいのです。各自は自分の道を切り開き、自分の独立した果位を成就してほしいのです」。

 私は、師父のおっしゃったように大道無形という特別な修煉方式の中で、師にしたがって家に帰る中で、自分の修煉の道を開きました。

 私は現在、定年になりました。しかし10年程、まだ私が会社員だった時は、夜になってからようやく資料制作に取りかかっていました。師父は私たちに大道無形という修煉方式で、常人の各階層の中で修煉が出来る環境を切り開かれました。私もこの環境の中で自分の特徴に合わせて、師が法を正すことを助ける道を開きました。昼間は会社に行き、夜は学法しながら資料を作成し、12時すぎに正念を発した後、就寝しました。このように、私はこの数年歩んで来て、資料点の運営も平穏でした。

 私が作成した大法書籍はみな精致だと、よく同修にほめられました。ある日、慧さんはある同修が労働教養所から出て来たので、『転法輪』などの大法書籍がほしいと言ってくれました。1週間後、私は師父の各地での説法、『精進要旨』など、十数の大法書籍を送りました。彼女はとても驚き、「会社に勤めているのに、どうしてこんな早く出来たのでしょうか」と聞きました。私は彼女にその秘訣を紹介しました。私の余暇時間が少ないですが、私はいつも1分間を2分間として使うのです。例えば、大法書籍を印刷するとき、私は会社に行く前プリンターを開き、正常に印刷しているのを確認してから会社に行き、帰宅した時には一面がすでに全部出来ています。帰宅後、プリンターに電源を入れ、印刷を指示した後、晩ご飯を作ります。晩ご飯を食べた後、他の一面のプリントが出来ています。晩ご飯の後、私は最も速いスビードで家事を済ませ、その後資料を制作し、ダウンロードするときに学法していました。常に2台パソコンを動かしました。このように、私の時間は限りがありましたが、資料の制作は遅れませんでした。世界大法弟子の全体煉功が始まった後、朝3時すぎに起きて煉功し、1日の睡眠時間は3~4時間くらいでした。最初の頃、昼間に眠いと感じましたが、私は自分が一般人ではなく修煉者なのだから、続けていこうと思いました。大法の超常さと師父のご加護の下で、私はこの数年の修煉の中で、元気いっぱいで、資料点の運営はいつも順調でした。

 真相を伝え、衆生を救い済度する

 これほどの長い年月に、私は師父が法を広める時期の平穏な個人修煉を経験し、また1999年7.20後の邪党からの迫害、周りの同修が連行され、資料点が破壊された魔難も経験しました。私は大法修煉を堅く続け、師を信じ、法を信じる決心が動揺したことがありません。私の理解では、今日の世人はみな高次元から来られた生命で、宇宙の真・善・忍に同化するためで、真相が分からなければ彼らは永遠に帰れません。私たちは法を正す時期の大法弟子ですから、師が法を正すことを手伝うために来たので、大法から与えられた神聖な智慧を用いて彼らを啓発し、彼らに真相を伝えて三退を勧め、救い済度する責任があります。

 私は資料を制作する以外、いつも師父の教戒を忘れず、対面で真相を話し、どこに行っても真相を伝えました。今後、まだある多くの執着心を取り除き、修煉し続け、法を多く勉強し、心を用いて衆生を救い済度し、古来からの願望を実現し、師に従い、私たちの真の家に帰り、師父の慈悲なる済度を無駄にしないようにさらに精進します。

 合掌。

 (完)

 (第8回明慧ネット中国大陸大法弟子の修煉体験交流会)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2011/11/16/249025.html)
 
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