後天の観念を取り除き、正しくない状態を一掃する(一)
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文/中国の大法弟子

 【明慧日本2013年4月4日】1995年に大法を得てから2年前までの修煉の過程で、私は法理の上で内に向けて探し、旧勢力の按排を否定し、三つのことをきちんと実行して行く事の大事さを知っていながら、常人の事に時間を取られ、学法を軽視したためか、自分の正しくない念の根源をはっきり認識出来なかったせいか、邪悪に隙に乗じられ、また自我に執着する心、嫉妬心、恐れる心、そして安逸心に妨害され、発正念の時に眠くなったり、手が倒れたり、ひどい場合は同修の間で隔たりをもたらしたりもしました。

 絶え間ない学法や内に向けて探す事を通じて、私は次第に自分のこれらの執着心を突破し、最近、静功を煉る時の睡魔による妨害を突破できました。以下はその具体的状況です。

 一、自我をはっきり認識して突破し、「私」から解脱する

 自分の根本的な執着(神の世界に憧れ、常人の苦しみから逃げたい)をはっきり認識し、内に向けて探す事を学び、旧宇宙の生命の自私自利の要素を認識出来てから、私は自分の意見を主張せず、相手の考えを尊重し、遭遇する一切から自身の問題を探し、次第に内に向けて探す事が出来るようになりました。今までの修煉過程を振り返り、2、3年前の自分と比べて見れば、どう修めるか分からない状態から修めることが出来るようになり、いかに内に向けて探すかわからない状態から、旧宇宙の理から脱皮し、同時に旧勢力の按排を否定し、師父の按排された道を歩むことができるようになったと思います。

 内に向けて探す事が良く分からない時期、私は交流文章を見ても自分とは無関係で、自分が修めるべきことが見つからず、いつも自分は正しく、利己的でなく、嫉妬心もないと思っていました。父親が病業の関を乗り越え、生死の境をさ迷った時、私は初めて内に向けて探す事が少しずつ分かるようになったと思います。自分の意見が他人に受け入れられない時、他人に批判された時、他人とのトラブルに巻き込まれた時、私は自分の胸にある煮えくり返るものをはっきり感じ、爆発したい気持ちで一杯でした。そういう時、私は発正念し、怨む心や腹が立つ心を抑え、それから内に向けて探し、自分に法に符合しないところがあるかどうか、自身を変えようとせず他人ばかりを変えようとしているのではないか、いつも他人の欠点を見るばかりで、それを自分の鏡としているかどうかを反省すると、次第に多くの場合、私は自分の不足を見つけることが出来、今まで意識しなかった執着を発見することができました。特に『轉法輪』に言及されている執着心は強度の差はあるものの、自分の身に存在し、以前意識出来なかっただけに、今はそれらを一層一層取り除き、以前より少しづつ弱くなってきました。

 嫉妬心を認識出来るまで、私は多くの思想業力の妨害を経験しました。何を見ても気に入らず、あまりにも自我に執着している故の妨害だと思い、取り除いてみてもあまり効果がありませんでした。当時、家の下水道はいつも詰まり、きれいに掃除しても詰まりました。プリンターのヘッドも詰まり、良くなったり悪くなったりしました。グループ学法に参加したある日、私は『精進要旨』「境界」の「悪者は嫉妬心によって、私のため、怒りのために、自分が不公平だと言います」を読んだ時、びっくりしました。悪者はなぜ嫉妬心によって不公平だと思うのでしょうか? 突然、私は「詰まる」(漢字の「堵」)は「嫉妬心」の「妬」と同じ発音をすることに気づき、自分に嫉妬心があることを意識出来ました。その後夢の中でも(場面や同じような漢字の音などで)私に嫉妬心や闘争心、勝気な心、顕示心、歓喜心等があることを教えられ、根本から言うと、やはり私は自我を固守していました。はっきりした認識が出来てから、取り除くことも容易になり、その後全ての「詰まり」もきれいに解決出来ました。それらの全ては他空間の邪悪が私の執着の隙に乗じ、私の執着を強めながら妨害していたのです。しばらくすると、これらの執着は再び思想上に現れてきます。例えば色情心、食を貪る心、安逸心、恐れる心や利己心などなどが順番にまたやってきます。取り除いてからまたやってきます。そしてその間、他に今まで認識出来なかった執着心を発見することもできます。三つのことをより良く実行できればできる程、そのバランスをうまく取れば取るほど、法に同化するのが早くなり、表面に向かって突破することも早くなります。

 私は天目が開いていませんが、しかし良く実行出来ていない時、夢の中で教化を受ける事があります。本当に他の同修が交流文章の中で言われたように、安逸心はウジ虫のようで、時間が立てば蛾に変身して飛べるようになり、恐れる心はネズミのようで、多くの魔は蛇のようでした。

 (続く)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2013/3/29/271409.html)
 
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