江西省:晋中刑務所で過酷な拷問の末、法輪功修煉者が死亡
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 【明慧日本2013年6月6日】山西省晋中(しんちゅう)刑務所(山西省第一刑務所)では、信仰の厚い法輪功修煉者を拘禁し、迫害している。当局は3月6日から修煉者・郭小文さんを、拷問に協力する殺人犯など凶悪犯罪者が配置された「厳管隊(より厳しい迫害を行うための施設)」に送り込み、24時間の監視や独房監禁、その他数々の洗脳を行った。3月12日、郭さんは、「厳管隊」で迫害を受けてからわずか6日間で亡くなった。享年わずか40歳であった。

 郭さんの死亡後、警官はその部屋を立ち入り禁止にし、於さんの家族も近づけないようにして、遺体を移動し、犯罪の証拠の隠滅をはかった。その上、家族に迫害死の真相を隠蔽するため、郭さんの遺体は家族の許可もなく慌しく秘密な場所へ移され、隠蔽された。

 家族の証言によると、郭さんの遺体には、数箇所の赤い傷跡が残っていたことなど、死因は他殺だと疑わずにいられない異様な箇所が多々あったという。また、生前の郭さんは転向を目的に独房に拘禁され、24時間の監視、暴行、体罰、睡眠の禁止、拷問を受けた末に死に到ったという。

 郭さんは一昨年8月頃、インターネットで法輪功の真相内容を伝えていた。当局はそのことを理由に郭さんを拘束し、懲役3年の不当判決を下した。3月6日、郭さんは晋中刑務所へ移された。

 この刑務所では、24時間休みなく虐待を伴う拷問を行なっており、法輪功修煉者・呉宝山さんや毛秀雲さん、劉徳潤さんなども苦しめられて重体に陥った。法輪功修煉者・陸海星さんは拷問だけでなく、罵倒、体罰、殴打、睡眠の禁止、枷をはめる、辛い強制労働、独房監禁など経て、一昨年1月10日、苦痛の限界に達して死亡した。それは、法輪功を放棄させるために修煉者を迫害する中共(中国共産党)の手段の一つに過ぎない。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2013/5/8/273153.html)
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2013/5/13/139624.html)
 
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