【明慧日本2013年6月11日】四川省の古藺(りん)裁判所は今年5月28日、法輪功修煉者・舒(じょ)安清さん、羅正貴さん(70代)、張自琴さんに対して不当判決を下した。
昨年11月22日、当裁判所は3人に対して開廷した。5時間にわたる裁判で、修煉者および弁護士は法律や事実に基づいて無罪を弁護した。
傍聴者の話によると、弁護は説得力があり、すべての真相を分析できたという。 検察官 、裁判長も黙ったまま異論はなかった。その状況下で、裁判官は事前に用意した裁判結果を読み上げることなく、後日公布すると言った。数日後、裁判所側は3人の家族に「審理は終わった。上級部門に審査許可を出した」と伝えた。
半年後、古藺裁判所は「上級部門の審査結果」を公布した。舒さんに懲役3年6カ月、羅さん、張さんに懲役4年の判決を言い渡した。
羅さんは、古藺県の石宝鎮政府の退職幹部である。身体の状態が良くないため、一時出所していた。当日、古藺裁判所は羅さんに裁判の判決書を取りに行くよう知らせたが、羅さんが着くとすぐに逮捕され、留置場に拘禁された。
舒さん(瀘州竜馬潭区の修煉者)の母は判決の結果を聞いてすぐに裁判所を訪ねたが、警備員から、関係者は誰もいないと言われ、誰にも会えなかった。留置場にも行ったが、判決書さえも見ることができなかったという。