校長「私の目から見て、あなたは最も優秀な先生」
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文/江蘇省の大法弟子 思浄 

 【明慧日本2013年7月7日】私は教師です。法輪大法を修煉する前、私の教師としてのレベルはとても高く、それは名誉のためにいろいろ努力していたからです。テストの成績の悪い生徒に対しては、「クラス全体の平均点に影響するぞ」と足を踏み鳴らして怒鳴りました。生徒が他の先生の誰かに贈り物をすると、私は不満に思い、その生徒を嫌悪したりしていました。法輪大法はそんな私を変えたのです。

 法輪大法の修煉を始めてから、私は人間が生きる真の目的が返本帰真であることが分かりました。生徒に対しても穏やかになり、授業中は厳しく要求し、放課後は生徒に関心をもち、優しく接し、友達のように生徒に対処しています。普段生徒たちは昼食後、皆私に会いに事務室に集まってきます。ある生徒はトイレに行く途中でも、私がいる事務室の窓の前に挨拶をしに来たりします。このような打ち解けた教師と生徒との関係が他の先生にとってとても羨ましいようです。

 贈り物に対して、私は一切拒否します。一部の親たちは贈り物ができないのを知って、直接私の携帯電話にチャージしたりします。私は必ずそのお金を、生徒を通じて親に渡しました。「教師の日」の前夜、私はクラスの全生徒の親にショートメールを送って、誰も贈り物をしないようにと注意しました。ある親がクロスステッチ刺繍をしたものを持ってきました。「先生は誰の贈り物も受け取らないことを私は知っています。しかし、これは私の手作りのクロスステッチ刺繍で、クラス全員の親たちを代表して、先生に敬意を表したいのです。この最後の『吉祥』の二文字は子供の父親が自ら刺繍したものです。あまりにも下手ですが、これは本当に先生への敬意と祝福の意を込めて作ったものです」と話されるのを聞いて、私は感動しました。そして、「私は法輪大法を修煉しています。私たちの師父は私たちに良い人になるように教え導かれています。CCTV(中国中央電視台)の法輪大法を誹謗中傷した宣伝などは決して信じないでください。それらはすべて国民を騙すためにでっち上げられたものです。現在、大法は全世界に広まっており、外国に行ったらそれが分かると思います。今の共産党は完全に腐敗してしまいました。あなたたちがすでに加入している共産党、共青団などから早く脱退した方がいいですよ。私がお手伝いします」と私が話すと、彼らは承諾しました。

 私は生徒に慕われ、生徒の親にも尊敬されています。しかし、共産党の法輪功への迫害が始まって、校長も党のプレッシャーを感じ、私と話をしました。校長は「あなたはもともと良い人なので、法輪功を修煉したために変わったのではありません」と言いました。私は「いいえ、それは全然違います。それは以前の私の表面上の良いところを見たにすぎません。私の内面は誰にも分からないでしょう。今の私には表裏がありません」と答えました。それから、修煉する前後の変化の一つ一つを説明しました。校長は何も言うことがなく、「世界で最も善良な人」「私の目で見て最も優秀な先生」だと言いました。

 師父はどこにいても良い人でなければならないと教えてくださいました。私は煉功者の基準で自分を律し、仕事や家庭のみならず隣近所との付き合いもこのように対処しています。普段、何のトラブルもなく、積極的に挨拶し、真摯に人と接しています。コミュニティで募金など行う時は、私も積極的に参加します。私の住んでいる所には専属の管理人がいないため、廊下などはいつも汚れた状態です。私は自ら廊下の掃除を引き受けて7年になります。

 私は毎日、早朝の一定の時間に出社しますが、いつも私の家の正面玄関に、1袋のごみが置かれています(隣の人が夜、置いたもの)。仕事に出かける度に、私はそれを持って、下のゴミ箱に入れます。こうして、隣とのトラブルもありません。私の行いを見て、隣の人は反対に恥ずべきことだと気づき、それ以来、私たちはとても和やかに付き合っています。

 修煉する前、私は気が強くて、優しさなど女性としての特性に欠けた人間でした。結婚してからは、いつも夫の至る所が自分より劣っていると思い、夫を非難することもよくありました。その上、社会の道徳が著しく落ちた影響もあり、夫は不倫をして、そして私と離婚しました。このようなことに遭遇し、私は大変ショックを受けて、とても苦しみました。生きるより死んだ方が良いとまで考えるようになり、本当に辛い思いをしました。

 幸いにも法輪大法を修煉している親戚に助けられて、私も修煉を始めました。修煉、学法を通じて、次第に私と夫の間の業力の関係が分かるようになり、自分の非を反省し、「真・善・忍」に基づいて自分を律し、心が落ち着いてきました。

 その後、前夫が汚職で懲役刑を下され、あの女性とも別れました。私は自ら刑務所に行って彼を慰め、そして、また何度も子供にお金や物を持って面会に行かせました。父親が家庭に限りない苦痛をもたらしたので、最初、子供は行きたがりませんでした。私は何度も子供を諭しました。「お父さんは過ちをしましたが、お母さんも悪かったの。離婚はしたけれど、お父さんということに変わりはないでしょう。将来お父さんが出てきたら、親孝行をしなくてはならないよ」と言い、子供も次第に父親への恨みが消えていきました。彼は刑務所から出て、どこにも行く所がないため、私と子供が再び彼を受け入れました。このことは彼を非常に感動させました。今の私は彼の両親に親孝行し、彼の親戚友人を大切にしています。彼らは皆心から大法弟子の寛容で、度量が大きく、その素晴らしさを感じています。

 法輪大法が私を変えました。今の私は、生徒の親たちからは公明正大な気風だと言われ、同僚からは人柄がよい、仕事のレベルが高いと褒められています。このすべては法輪大法を修煉したからこそできたことです。法輪大法は本当に人々にとっても、国にとっても100利あって1害なしです。共産党の残酷な迫害や誹謗中傷がなければ、もっと多くの人々が大法の修煉の道に入ってくることは間違いありません。私はすべての人に、「法輪大法は素晴らしい」「真・善・忍は素晴らしい」「法輪大法は正法である」と伝えたいのです。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/12/6/266232.html)
 
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