湖北省:武漢市の法輪功修煉者4人 当局に不当連行される
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 【明慧日本2013年7月7日】湖北省武漢市の法輪功修煉者・呉梅さん(44歳女性)、胡冬昇さん(50歳男性)、孫足英さん(45歳女性)、柳金枝さん(女性)の4人は先月1日、街で法輪功が迫害されている真相チラシを配っていたとき、真相を知らない人に通報されて、江夏区山坡派出所の警官に不当連行された。

 翌日、修煉者たちの家族は派出所へ行き、修煉者たちの無罪解放を求めたが、江夏区610弁公室のリーダと警官らは家族たちに「お前たちも法輪功修煉者だろう。お前たちも捕まえてやる。もし、お金を払えば、彼らを解放してもいいぞ」と脅した。

 4人の法輪功修煉者が連行されてから、家族たちは数回も、江夏区政法委員会(610弁公室を直轄する組織)、国保(国家安全保衛)大隊、山坡派出所へ行き「直ちに法輪功修煉者たちを解放して帰宅させるように」と要求した。しかし、家族たちは「邪教を利用して法律実施の破壊する」という罪名を着せられ、それぞれ異なる日に拘留証明書を渡された。

 呉さんは1998年6月に法輪功を学び始めた。修煉する前の呉さんは短気だったが、法輪功を学び始めてから優しい性格になった。舅は寝たきりで、夫は単身赴任。呉さんは病弱な姑の世話をしていた。

 しかし、呉さんは法輪功を学んでいるという理由で、中共(中国共産党)当局に迫害された。

 2000年、呉さんは法輪功への迫害停止を求めて北京へ行ったが、警官に不当連行され、地元に送還されて2週間拘禁された。そのため、勤務先から解雇された。

 同年3月、洗脳班に3カ月間、拘禁された。

 同年11月25日夜、区公安支局の警官に連行され、武漢市第一刑務所に1カ月間、拘禁された。その後、労働教養1年6カ月を宣告され、何湾労働教養所第6大隊に拘禁された。

 2002年11月、呉さんは自宅で不当連行され、洗脳班に1カ月間拘禁された。

 2003年の夏、呉さんは再び連行されて拘禁されたが、5日間断食して迫害に抗議し、釈放されたという。

 同年11月、呉さんは武昌楊園洗脳班に連行された。洗脳班で灌食されるとき、中枢神経に損害を与える薬物を混ぜられたため、その当日から眠れなくなった。また、警官に両腕を窓に吊るし上げられた。

 胡さんは元軍人で、除隊後ギャンブルに手を染め、何日も帰宅しないことがあった。しかし、胡さんは法輪功を学び始めた後、その悪習を捨てた。胡さんは仕事をして、家族を養うことができるようになった。家も新築して家具や家電も購入し、夫婦仲睦まじく、幸せな家庭を築いた。近隣の人も「胡さんは完全に変わったね」と言った。

 しかし1999年7.20、中共は法輪功に対する弾圧を開始した。法輪功の修煉を堅持した胡さんは不当に連行され、洗脳班に拘禁されたり、労働教養所に拘禁されたりした。

 孫さんは以前、貧血で体が弱かった。夫(30代)は腎臓病を患い、治療のために貯金を使い果した。

 孫さんは法輪功を学び始めてから元気を取り戻し、夫が亡くなるまで心を込めて世話をした。

 しかし、2000年3月8日、夫の遺体を火葬した日の午後、孫さんは法輪功を学んでいるという理由で、警官に不当連行され、洗脳班に拘禁された。幼い娘は親戚の家に行くしかなかった。本来、未成年の娘がもらえる夫の遺族年金は、中共当局に差し止められたという。

 2001年、孫さんは再び連行され、武漢市第一刑務所に拘禁された。その40日後、労働教養1年6カ月を宣告され、何湾労働教養所に拘禁された。

 その後、解放された孫さんは、靴磨きやガソリンスタンドでアルバイトをして生計を維持していた。孫さんは法輪功の教えに従って己を律し、アルバイト先でも高い評価を得た。

 柳さんは修煉者として、いつも自分に厳しく要求し、仕事も真面目にやっていた。柳さんの上司は「柳さんは責任感がある人だ」と評価し、同僚は「柳さんはいつも人のことを優先に考えて、家族みたいな人だ」と評価した。柳さんは契約期間が切れたが、上司は継続雇用してくれた。

 柳さんの夫は、妻が連行されたことを聞いて、飛行機で武漢市に駆けつけ、妻の解放を求めたが、拒否された。そんな妻のことを思って夫は涙を流した。柳さんの両親も駆けつけ、警官に「娘は大学のとき、病気で休学したこともあるが、法輪功を学んでから元気を取り戻した」と言った。

 現在、4人はまだ拘禁されているという。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2013/7/2/276112.html)
 
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