五輪車が崖下に転落した後に起きた奇跡
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文/中国河北省の大法弟子

 【明慧日本2013年9月9日】私は1995年の春、法輪功の修煉を始めました。2004年8月7日、石炭の個人経営の仕事を始め、掘り出された石炭を運ぶために、五輪車を購入しました。運転手は私の親友です。私は妻(同修)と親戚の6人、運転手を含めて9人で北岳の恒山へ旅行に出かけました。恒山の主峰は海抜1800メートルもあります。

 車は山道を走り、大きい石の台にたどり着きました。そこから麓まで300メートルあります。見下ろすとかなり険しい道であることが分かります。こうして、車はますます山道を上へ上へと走り続けました。突然、車が止まりました。障害物がないのに、運転手がアクセルを踏んでも車は動きません。親戚の3人の男性が車を降りて後ろから車を押しましたが、どうしても車は動こうとしません。運転手が車から降りて、故障したかどうかをチェックしても何の問題も見つかりませんでした。ちょうどその時、車が突然下へ滑り出しました。車内には私達5人が乗っており、車の外には運転手を含めて4人いました。このままだと5人の命が危ない。私達は車から降りることもできません。車と一緒に崖下に落ちてしまいます。

 ちょうどこの危機一髪の時、私と妻は口を揃えて、「法輪大法は素晴らしい!」「真・善・忍は素晴らしい!」「師父! 私達をお助けください!」と大声で叫びました。五輪車は後ろへ滑って行きますが、私には恐怖心はありませんでした。ますますスピードを上げて滑り続け、突然左へ直角に曲がり、切り立った山の崖下へと車はひっくり返って落下しました。その瞬間、車内に残された5人は何が起こったのか全く分かりませんでした。後部座席に乗っていた私達3人は一瞬の間に、胸まで水に浸かっていました。ただ1人が脱出できるほどの穴から、光が差し込んでいました。

 私は「あなたたち2人、早くあそこから這い出しなさい」と言いました。2人は登って行って脱出しました。私もすぐさま同様に脱出しました。出て来た後、私は急いで運転席の2人の親戚を見ました。2人は「大丈夫です。私達はまったく怪我もしていません。フロントガラスを壊して抜け出します」と言いました。

 5人とも何の怪我もなく無事に脱出することができました。私達は五輪車が三つの大きな石の上にひっくり返り、五つの車輪が空を向いているのを見ました。その時、運転手も上から降りて来て、みんなが無事なのを見て、また車は、フロントガラスが1枚壊れた程度で、ほかには損傷がないのを確認しました。運転手は「さっきは驚かせて申し訳ありません。皆さんが無事でなによりです。今日は神様が護ってくださいました。あなた達は本当にとても、とても幸運です!」と言いました。

 私はもう一度、事故現場へ行って確認しました。道は直角に曲がった路面の片側は低く、一方は高く、車は高い側から落下しました。普通では考えられません。車は3メートル下の崖へ落ちました。もし向こう側であれば300メートルもあり、絶対に命はなかったと思います。また、車はちょうど3メートル下の水の中に落下していました。もし少しでも外れたら、大きな岩の上に落ちることになり、そうすれば、車内にいた人は全員、バラバラになるまで破壊されていたでしょう。本当に師父が私達を救ってくださったとしか考えられません。

 私は今回の奇跡を目の当たりにして、大法の奇跡を自ら体験して悟ったことは、師父が私達を救ってくださったということでした。師父は私達に新たな生命を授けてくださったのです。師父のご恩に思い至って、私は涙が止まりませんでした。弟子は心より師父に感謝いたします!

 今日に至ってこのことを書いた目的は、法を正すことはすでに終盤を迎えているからです。比して学び比して修す、お互いに励まし合いながら、共に頑張らなければなりません! 最後の時期だからこそ、もっともっと精進しなければなりません!

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2013/9/6/279164.html)
 
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