山東省の法輪功修煉者 不当連行され一家離散
【明慧日本2014年3月3日】山東省泰安(たいあん)市の元エンジニアで法輪功修煉者・趙衛東さん(52)は2004年6月25日、泰安市で不当に連行された。9月23日、泰安市中級裁判所(高裁にあたる)で懲役12年の不当判決を宣告され、山東省第一刑務所へ移送された。それから10年間、不当に拘禁されている。
先月25日、趙さんの家族は同施設に面会を求めたが、施設側は面会を拒否した。そして、家族の詰問に対して「暴行など加えていない」と騙し、以前の暴行に対する弁解、面会禁止、不当拘禁を正当化した。
以前、家族は面会場所で、衰弱した体と歯が抜けて弱々しい趙さんの様子を目の当たりし、迫害のひどさに衝撃を受けた。
趙さんは弾圧政策の下、路頭に迷う生活を余儀なくされたり、獄中生活を強いられたりし、13年来、家族と離れ離れの日々を送った。
そのため、趙さんの妻は夫がいなくなって以来、1人で2人の幼児を扶養していた。年老いた父親が亡くなったことも知らされていなかった。転んで骨折し、寝たきりとなった母親(80代)は、息子が迫害されていることにショックを受け、心身共に苦しんでいるという。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)