臓器狩り反対の署名17万人 豪NSW州議会に提出
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 明慧日本2014年3月12日】シドニーで約100人法輪功修煉者が昨年11月27日、ニューサウスウェールズ(NSW)州の議会ビルに集まり、7万人あまりの地元市民の署名を同州の緑の党議員デビッド・ショーブリッジ(David Shoebridge)氏に手渡し、中共(中国共産党)の法輪功修煉者に対する生体臓器狩りを制止するよう呼びかけた。そして、現行法を改正し、NSW州の市民と居住者が国あるいはいかなるルートからの生体からの臓器を移植することを禁止し、移植を担当する医師らが不法な臓器移植や不正な取引に従事することを禁止し、違法あるいは不正な手段で臓器を入手するオーストラリアの国民と居住者を罪する草案を支持すると伝えた。

图:澳洲纽省绿党议员大卫•舒布瑞杰

NSW州の緑の党のデビッド・ショーブリッジ議員

 NSW州議会に今年5月に提出した10万人の署名を合わせ、ショーブリッジ議員は州議会に計17万人の署名を提出した。これは州議会史上、最も多くの署名となる。ショーブリッジ議員は昨年11月27日、7万2千人を超える署名を州議会に提出し、今年2月に州議会に提出した修正案『人体組織(人体臓器取引)法案2013』通過の力となることを願った。この修正案が通過すれば、刑法の修正法案として、法的効力を持つ。この法案によれば、不法な臓器取引は殺人罪に等しいと見なされ、25年以上の懲役刑を科されることになる。

  ショーブリッジ議員は、「市民の署名がますます増え、請願書に対する支持が広がるに連れて、この数年来、 中国政府に大きな圧力を加えているだろう。オーストラリアの医師らも徐々にこれらの事に関心を持つようになっている。このような不正な事に対して、行動を起こしてそれを変えるべきだ。米国、カナダ、イスラエル、ヨーロッパなど世界の多くの国々が、この事に関心を寄せている」と述べた。

 民衆の声と各界からの支持によって、NSW州議会で上記の修正案が通過すれば、中共による臓器狩り制止に対して大きな力となるだろう。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2013/11/30/283337.html)
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2013/12/3/143483.html)
 
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