長春市で数十人の法輪功学習者が不当連行
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 【明慧日本2014年8月8日】情報筋によると先月20日、吉林省の長春市公安局は尾行、監視などによって様々な名目で法輪功学習者を登記し、採血などを行い、更なる迫害を着手する準備をしていたという。農安県は吉林省で最も迫害が酷い地区として知られており、先月18日には8名の法輪功学習者が連行され、家宅捜索を受けた。

 法輪功学習者・劉琳さん(女性)、譚大豊さん(女性)は先月18日午前2時頃、自宅から連行された。古城派出所の警官は、騙してドアを開けさせて侵入し、家宅捜査した。その後、佳加楽にある譚さんの店も捜査された。現在、没収された物品の詳細は不明である。現在、劉さんと譚さんは長春市第三留置場に移送され、拘禁されている。また譚さんは、農安の警官に顔が変形する程、殴られた。その酷さはその顔を見た長春第三留置場の警官でさえ「農安の警官は、どうしてこんなに酷く殴ったのか?」と驚く程だったという。

 法輪功学習者・高振英さん(女性)は先月18日朝に、夫と一緒に家の近くにあるスーパーマーケットを歩いていた時に、古城派出所の警官に連行された。その後、同日夜10時ごろに長春市第三留置場に移送され、拘禁された。

 法輪功修煉者・劉迎新さんは先月18日午前、農安県国保大隊(法輪功迫害の実行機関)の警官に、自宅付近で連行された。私服の警官を数人ひき連れていた。現在、劉さんは農安県留置場に拘禁されている。情報筋によると、この連行事件の責任者は今後、劉さんの妻を連行しようと目論んでおり、現在、劉さんの家の周りには私服警官が待ち伏せているという。

 法輪功修煉者・郭秀芬さん(81歳女性)は18日朝6時ごろに宝塔派出所に連行され、家宅捜索を受けた。警官は部屋を荒らし、80代の郭さんを農安県公安局支局に連行した。その後、郭さんは午前2時頃に長春第三留置場に移送された。そこで健康診断を受け、留置場の医師から心臓病であると診断され、その後、中日聯誼病院に移送された。そして再び検査を受け、最終的に健康状態が良くないという理由で釈放された。その検査には2千元あまりの費用がかかった。

 先月18日午後、農安県の法輪功学習者・王成江さんは宝塔派出所と国保大隊に連行され、携帯電話と家の鍵を没収された。王さん宅に不法侵入した警官は法輪功の書籍、創始者の写真、資料などを没収した。現在、王さんは農安県留置場に拘禁されている。

 法輪功学習者・劉偉さんの妻・冷暁麗さんと姉・劉碧雪さんも18日に農安県公安局の留置場に連行された。劉偉さんは2012年に連行され懲役12年の判決を受けた。

 龍王郷の法輪功学習者・張宝華さんは18日朝5時頃に農安県国保大隊と龍王郷派出所の警官らに自宅に侵入された。しかし、張さんは不在だったため、警官らは去っていったという。

 報道によると、先月18日に長春市で数十名の法輪功学習者が連行された。目撃者によると、吉大四院で10名前後の学習者が7、8分の間に連行され、健康診断をさせられたという。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/7/23/295066.html)
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2014/8/7/2414.html)
 
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