中学校教師が迫害され死亡 父親が江沢民を告訴
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 【明慧日本2015714日】遼寧省義県の中学校教師・左中右さんは、法輪功を学んでいるとして労働教養処分を2回下された。教養所で残酷な迫害を受けた左さんは2006529日に死亡した。享年35歳。そのため、左さんの父親は今年620日、EMSで最高検察院に法輪功迫害を引き起こした江沢民に対する告訴状を郵送した。

 告訴状では、「江沢民が法輪功学習者に対して名誉を毀損し、肉体を消滅し、経済を破綻させるという指令を出したため、私の息子は迫害を受け死亡しました。江沢民は憲法に違反し、傷害罪、脅迫罪、職権乱用罪などを犯しました。そのため、江沢民を告訴し、刑事責任を追及し、法律に則って制裁し、経済的損失を賠償するよう要求します」と述べた。

 左さんは19997.20洗脳班2日間不当に拘禁された。同年12月、錦州教養所に2年間拘禁され、独房に7日間入れられた。スタンガンで電気ショックを加えられ、皮膚が腫れた。昼に労働を強制されている時も手錠をかけられ、夜に寝る時にも手錠に繋がれたままだった。これらの迫害に抗議するため、左さんは断食した。警官は左さんに対して灌食し、食物や大量の塩を流し込んだ。灌食の際、警官は道具を使って強制的に口を開けさせたため、左さんは口も歯もぼろぼろになった。その後、左さんは高血圧が80まで下がり、足も腫れた。とても危険な状態になったため、教養所側は責任を逃れるため、2001425日、左さんを解放した。

 しかし、同年10月、左さんは再び労働教養処分を下され、教養所に拘禁された。警官は4本のスタンガンで左さんの頭部、顔、腹部、陰部に電気ショックを加え、鉄の椅子に長時間座らせ、睡眠を剥奪した。苦しめられた左さんは、75キロあった体重が40キロまで激減し、危篤に陥った。そのため、20039月に解放された。

 解放される前の数日間、左さんは毎日嘔吐し、ひどく咳き込んでいた。帰宅した左さんは、心臓、肺、腎臓が悪くなり、歩けない状態だった。そして2006529日にこの世を去ったという。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2015/7/1/311722.html)
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2015/7/12/151514.html)
 
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