山東省の警官 江沢民を告訴した市民を不当拘禁
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 【明慧日本2015年8月8日】山東省招遠(しょうえん)市の法輪功学習者14人は先月16日、省の最高検察庁、最高裁判所に江沢民に対する告訴状を提出した。最高検察庁は告訴状を受け取ったが、最高裁判所は当日、煙台地区の告訴状は受理しないとして、20日に提出するよう指示したが、個人情報を全て記録していた。

 家に戻る途中、煙台地区の高速道路で招遠市公安局の警官に止められた。帰宅した後、14人はそれぞれ嫌がらせを受けたことが明らかになった。その後、招遠公安局および鎮派出所の警官はさらに嫌がらせ・監視・連行などをしたという。

 情報によると、16、17日にはすでに9人の法輪功学習者が市玲南金鉱洗脳班に拘禁された。9人は畢郭鎮のヤン学芬さん・ヤン学栄さん・劉希民さん・遅瑞美さん・邱翠敏さん・蘭美玉さん・斉山鎮の王美菊さん・呉克林さん・城区の劉婉麗さんである。また、ほかの人は監視・嫌がらせをされたという。

 ヤン学芬さんは監視・尾行された。17日午前、警官は学芬さんが外出した際、自宅に侵入し、午後に学芬さんを連行したうえ、数万元の家財を押収した。

 市公安局国保の関係者は1週間かけて学習者を取り調べた。その後、いわゆる「法律実施を破壊する罪」を学習者に着せた。

 23日、警官は学習者全員を煙台福山留置場に移送し、身体検査させた。その結果、邱さんはひどい高血圧の症状が現れたため、当日一時出所となった。翌日、王美菊さん・蘭美玉さん・劉婉麗さんも高血圧または心臓病などが確認され、一時出所で家に帰された。一方、残り5人のヤン学芬さん・ヤン学栄さん・劉希民さん・遅瑞美さん呉克林さんは未だに福山留置場に拘禁されている。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2015/7/30/313311.html)
 
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