何が精進を阻んでいるのか
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文/楚原

 【明慧日本2015年11月11日】私は歩きながら、最近の自分を振り返り「なぜ精進できないのか? それらの執着が良くないと知りながら、なぜ放棄できないのか? 精進を阻んでいるのは一体何のか?」と、精進していないことを悔やみました。

 私は『論語』を暗唱し始めました。「大法は創世主の智慧です。大法は天地を開闢し、宇宙を造化する根本であり、中に含まれるものは極めて洪大かつ細微で、異なる天体の次元にそれぞれの現れがあります」[1] 私は暗唱しながら、内に向けて探し始めました。「師父がすべてを造化されたので、私の全ても師父が下さいました。これらの執着心はなぜ私の空間にいられるのでしょう? 師父は執着について明白に説明されたのに、なぜ取り除くことができないでしょうか? 師父を信じておらず、師父を完全に信じていないのが原因です」

 20年あまり修煉してきましたが、師父を完全に信じ切っていませんでした。あり得ないことかもしれませんが、今日、内に向けて探し、奥深く隠されたこの事実を見つけました。

 師父を完全に信じることができなかったため、いつも大法との隔たりを感じ、大法に溶け込むことができず、大法の一粒子になることができませんでした。

 完全に信じることができなかったため、三つのことを全身全霊で行うことができず、100%の純粋な心で大法と師父に接することができませんでした。

 完全に信じていないため、執着を見つけ出した後、取り除く時にいつも苦しく、修煉は辛いと時に思ってしまうのです…。

 これらの原因はすべて師父を100%信じることができなかったためです。根本的な原因を見つけました。これから、私は無条件で師父を信じます。

 朝、まだ寝ていたいとき、「師父を信じますか? 信じるならすぐに起きて煉功します。これは師父が望んでおられることです」と自問自答します。普段の生活や仕事の中で、乗り越えられない難関に出遭ったとき、私は同じく自問自答します。「すべてを無条件に師父に預けることができますか? 師父がすべてを掌握されているので、私は無条件で師父の要求に従って行えばよいのです」。

 無条件で師父を信じること、師父がおっしゃったことに従うこと、修煉とはこれほど簡単なことです。

 注:
 [1] 李洪志師父の経文:『論語』

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2015/10/10/317348.html )
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2015/10/12/153201.html)
 
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