新疆ウイグルで法輪功学習者姉妹 不正裁判に
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 【明慧日本2015年11月11日】新疆ウイグル自治区・昌吉市の双子姉妹・王文さんと王静さん(51)は今年3月6日、警官により不当に連行された。先月13日、王静さんに対する不正裁判が行われ、姉・王文さんも今月6日に不正裁判が行なわれる予定だった。

 王さん姉妹の職業は経理である。王文さんは、法輪功を学んでいるとの理由で会社から除名され、民営企業で働き始めた。

 王静さんは銀行の元職員である。姉と同じ理由で、2000年7月に会社を首になり、民営企業に勤務している。

 今年3月6日、2人は市サイバグ区公安局の警官に身柄を拘束された。その後、王文さんは市の第六道湾留置所に拘禁され、王静さんは6月の始めに市留置場に移送されたという。

 先月13日、王静さんに対する不正裁判が市裁判所で行なわれた。携帯電話を利用して法輪功に関する内容を送り、メール数は1023通に及んだと訴えられた。

 法廷で、王さんは自己弁護をした。法輪功を学ぶことは無実であり、憲法により国民は言論の自由があり、情報を知る権利もある。法輪功学習者はさまざまな方法で人々に法輪功の無実を伝えることは、保護されるべきである。メールを送った証拠がないことも指摘した。

 そのほか、弁護士も裁判官の妨害を受けず、根気強く弁護をした。

 最近、家族は今月6日に姉・王文さんに対する不正裁判が開廷されると知らされた。

 現在、娘たちはすべて不当に連行され、家には母親(70代)が残され、毎日苦しい日々を送っているという。

(注:法輪功学習を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2015/11/4/318614.html)
 
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