中国・甘粛省の李徳香さん 13年間不当に拘禁(写真)
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 【明慧日本2016年4月4日】中国・甘粛省金昌市の法輪功学習者・李徳香さんは善い人になり、法輪功の実態を伝えたことを理由に、前後して9回強制連行され、不当に労働教養された。留置場、労働教養所、戒毒所(麻薬などやめさせるとこど)、刑務所などで迫害され、不当に拘禁された時間は合わせて13年間に及んだ。

李徳香さん

 その間、李さんの家族は巨大な圧力を受け、苦痛に耐えてきた。李さんの父親は、李さんが1回目に刑を言い渡された時、最愛の娘李さんに会うことができず、昨年の年末にこの世を去った。

 以下は李さんが受けた迫害である。

 1999年7月20日、江沢民は法輪功に対する迫害を開始した。同日、李さんは数人の法輪功学習者と一緒に学法していたところ、金昌公安支局の警官に強制連行され、1日の間不当に拘束された。

 同年12月16日、李さんは数人の法輪功学習者と一緒に学法していたところ、金昌公安支局の警官に強制的に連行され、10日間不当に拘禁された。

 2000年1月20日、李さんは北京へ行き、法輪功のために公平な話をしようとしたところ、北京の610弁公室に強制的に連行され、7日間不当に拘禁された。その後、金昌戒毒所に移送され、15日間不当に拘禁された。

 同年2月4日、李さんは金昌市に連行され、戒毒所に15日間不当拘禁にされた。

 同年3月21日、李さんは1年6カ月間不当に強制労働教養を科された。それから、甘粛省平安台労働教養所に移送され、3カ月間不当に拘禁された。

 02年1月11日、李さんは労働教養所から解放されて、17日間後、濱河路派出所の馬長貴に連行され、留置場に拘禁された。李さんは断食して抗議したが、食物を強制的に注入される灌食(かんしょく)という拷問にあい、身体がひどく衰弱した。

 03年4月24日、李さんは法輪功への迫害の真相資を配布したことを理由に、金昌市公安支局により留置場へ連行された。その後、断食で抗議して、解放された。

 同年10月21日、国保(法輪功を迫害する実行機関)の警官・李興華らに公安支局に連行され、睡眠を与えない、手錠で椅子に固定され、動けないようにさせるなどの拷問を受けた。

 2004年12月16日、李さんは金川区裁判所で5年の刑を言い渡された。2005年1月11日に甘粛省女子刑務所に移送されて、迫害された。

 1913年8月28日の夕方、李さんは金昌文化広場で私服警官に尾行され、連行された。実際半月前に警官は、李さんの息子の勤務先に訪れ、「お前の母親は誰と接触しているのか? 母親の電話番号を教えろ」と尋問した。

 同年12月25日、李さんの80歳を過ぎた母親が、李さんのために無罪弁護をしてもらうために北京の弁護士を招いた。弁護士は李さんの状況を確認してから、釈放の申請書を提出したが、理由もなく拒否された。釈放が拒否されたと知った、李さんの母親は龍首支局を訪れ、李さんの解放を求めた。

 警官は悪辣な態度で李さんの件は、自分たちの管轄外だと答えた。李さんの母親は仕方なく局長の李毅に会い、李毅の脚にすがって、李さんを開放してくれるように、泣きながら頼んだ。李毅はすでに李さんの案件は、検察院に渡したと言い逃がれた。翌日、李さんの母親は検察院を訪れたが、案件はすでに龍首支局に戻したと言った。こうして、李さんの母親はどこでも答えを得られず、たらい回しされ、嫌がらせを受けた。

 1914年4月16日、金川区裁判所は李さんに対する不法な裁判を行い、5年の刑を言い渡した。李さんの母親は娘の李さんに会うことができず、昨年年末にこの世を去った。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2016/3/22/325686.html)
 
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