文/中国・山東省の大法弟子
【明慧日本2016年8月8日】今年、私が地方で仕事をしていた時、第三者の立場からある人に真相を伝えました。しかし、その人は法輪功をとても排斥していました。詳しく聞いてみると、その親族の中に法輪功の修煉者がいて、1999年7.20、江沢民派による法輪功への迫害が始まった後、その修煉者がいなくなり、とても理解できないと言いました。そして、「大法を修煉する人は誠実さや信頼性がなく、生活態度が良くない、・・・」とも言いました。
4カ月の間に、大法弟子が行方不明になった話が2例もありました。しかし、その家族は皆「家出」(家族に相談することもなく、離婚もせず、姿が見えなくなったという意味)と言っていました。根気よく真相を伝えることによって、その家族の大法に対する誤解を取り除き、また、臓器狩りの話をすると、彼は、「共産党に生きたまま、臓器を摘出されたのではないか?」と、とても心配そうな表情になり、それまでの大法弟子に対する怒りの表情とは明らかに対照的でした。
「数百万の大法弟子が迫害され、死に至った」という師父の説法を読んだ時、私はとても驚きました。これほど巨大な人数とは思いもよりませんでした。
海外の臓器狩りの報告書によると、控えめに推計しても、少なくとも10万人の人が生きたまま臓器を摘出されたということです。中国には、約2860の県レベルの行政区と、4万余りの郷レベルの行政区があり、おおざっぱに推定しても、平均して各県には35人、各郷には2人の大法弟子が臓器狩りの対象になったと考えられます。大法が広く伝えられてからも、名簿はなく、登録もしない状況下で、多くの人が一緒に煉功し、法を学んでいても、お互いに名前も家庭の状況も知りません。それに、1999年、迫害が開始された後、多くの人が自発的に北京や各地元政府に、真相を伝えに行きました。これらの理由からすれば、大法弟子が連行された後、情報が途絶え、情報の伝達が困難になったのも不思議ではありません。
重要なのは、行方不明になった大法弟子を探すことを通して、その親族が真相を理解し、その家族の法輪功に対するマイナスイメージを是正し、彼らが本当に真相を理解できるようにすることです。さらには、臓器狩りの調査にも有力な証拠を提供することができるようになります。
各地の大法弟子に次のように提案します。安全であることを前提に、以前からの大法弟子の中で、行方不明者がいるかどうかを調べていただき、その情報を明慧に提供してくださるようお願いします。もし、そのような人が発見されれば、数字を修正することができます。