【明慧日本2016年10月21日】中国・安徽省阜陽市臨泉県の法輪功学習者・周西キュウさん夫婦は、8月21日、同県の国保大隊（法輪功迫害の実行機関）の副大隊長・張磊（ライ）と警官らによって不当に連行された。現在、張磊は周さん夫婦の「罪の証拠」を捏造して、周さん夫婦に一層迫害を加えようとしている。
今秋、周さんの家の畑にできたトウモロコシなどの農作物は全て成熟していて、収穫を行わなければならないが、周さんの親戚、友人、村人は張磊に脅迫され、まきぞえになるのを恐れて、周さんの家の農作物の収穫を手伝えない状態である。
周さんの妻の李影さんは、今年6月15日に、法輪功への迫害を引き起こした江沢民を告訴したため、警官に地元の派出所に不当に連行され、県拘所に10日間拘禁された。妻が連行された後、周さんは外出先から戻ってきた。近隣の人は周さんに「張磊はあなたも連行すると言い張ったよ」と話した。そのため、周さんは家を離れて上海に行き、アルバイトを始めた。
しかし、8月21日、張磊らの警官は上海に行き、周さんを不当に連行して県留置場に拘禁した。同じ日の午後、警官らも周さんの家に行き、妻の李さんも不当に連行し、阜陽市留置場に拘禁した。家には娘（19歳）と息子（15歳）が残され、生計のためアルバイトをしなければならず、学校を辞めるしかなかった。
臨泉県の法輪功学習者・馬俊ヘイさんは6月22日、臨泉県国保大隊の警官に阜陽市留置場に不当に連行された。情報によると、この連行は張磊の馬さんに対する報復行為だという。昨年10月、国保大隊と新城派出所の警官が江沢民を告訴したという理由で、馬さんを連行し、１カ月間拘禁した。その後、警官は帰宅した馬さんを、3カ月間監視し続けた。その間、張磊は何度も馬さんの家に行き、嫌がらせをした。さらに張磊は「俺のことを明慧ネットに暴露したら、お前を留置場に送ってやる」と脅迫した。
今年の新年前、臨泉県の法輪功学習者で英語教師の庄麗雲さんは、中国共産党が法輪功を誹謗中傷している宣伝を信じた学生に通報され、警官に不当に連行され10日間阜陽市拘留所に拘禁された。それから、張磊は事実を捏造し、庄さんを陥れ、庄さんを阜陽市留置場に移送した。その後、庄さんには3年間の実刑判決が下された。
