【明慧日本2016年10月21日】中国・遼寧省の市民が信仰のために刑務所に送られ、釈放予定だった2012年8月の1カ月前に、不明な薬を飲まされた高連珍さんは、すぐに失禁してしまうようになり、腹部が腫れ上がり、体は化膿し、回復することなく4年後に亡くなった。
迫害前の元気そうな高さん
別人のようになった迫害後の高さん
司法を超えた機関は判決を覆した
高さんは中国共産党が行っている法輪功への迫害について、人々に話をしていたということで、2009年8月22日に逮捕された。
2010年1月21の裁判で弁護士は、彼女の信仰の自由は憲法で保証されているはずなのに、中国の法律で法輪功は違法になっていると主張した。しかし、裁判官は高さんに3年の懲役と5年の執行猶予を言い渡した。
610弁公室は法律の中に属さない機関であり、法輪功を根絶することを任務とし、与えられた権力は司法の決定を超えるものである。高さんは判決を覆され、3年の懲役を決定された。
不明な薬を飲まされた結果、早死する
高さんはすぐに遼寧女子刑務所に移されたが、信仰を堅持し続けた。そして、釈放される1カ月前に不明な薬を強制的に飲まされた。
高さんは薬物によって誘発された重度の症状から回復することなく、4年間苦しんだ末に、今年9月12日に亡くなった。