正義の話をして、今日銃殺されても怖くない
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 【明慧日本2016年11月11日】私の居住地域で2012年、1人の法輪功学習者が迫害されて死亡した。彼の妻と娘は公平を求めるため陳情に行ったが、労働教養所に拘禁された。すると、現地の学習者は署名を集めて、2人を無条件で解放するよう求めた。

 20軒の家族の人たちから署名をもらった。少数の人たちは我々に対して同情の気持ちを持っているが、迫害を招く恐れがあると思い「ごめんなさいね、助けることができなくて。お金を出してもよいですか?」と言ってくれた。私は感動のあまりに「あなた達の気持ちを理解しています。中国共産党はとても邪悪であり、誰かが正義の話をすると逮捕されて殴打され、労働教養の判決を下されるかもしれないから」と返事した。

 次に李平(仮名)さんのお宅を訪問した。目的を説明すると、奥さんが「我々には何もできないかもしれません。これはとても危ない...」と途中まで話すと、李平さんは「署名します」と言って、奥さんの話を中断させた。奥さんは「お前さんは馬鹿じゃないの。これは名前も拇印も必要だし、逃げられる場所があるのか。上手くいかなければ畑の作物も収穫できなくなるのよ」と大声で叫んだ。李さんは、それにも動ぜず「怖くないよ。正義の話をして、今日銃殺されても怖くないよ」と言った。

 今回の署名集めで、世の人の本性の一面が蘇っていると感じた。

 「あなたたちは、100パーセント良い人だ」

 昨年7月、江沢民を告訴したことで再度、逮捕された。当時、近隣の人が我が家に来て「どうして彼女を逮捕しますか? 彼女はよい人ですから解放してください」と言った。車で連行される際、近所の人々は車の後方に連なって派出所まで走った。所長は彼らに「早く家に帰ってください、15日後には解放しますから」と言った。

 所長は私に「あなたは人受けが良いですね。近所の人たちも付いてきました」と言った。「これは我々がよい人である証明です。周りの身近な人達は我々を最も理解している人達で、最もよい証人です」と答えた。この所長は「学習者と何年も付き合っているから、あなた達は100パーセント良い人だと心から認めているよ」と言った。

 法輪大法(法輪功)のすばらしさは、世の人の心の中に種を撒いている。我々を理解している人達は「法輪大法は素晴らしい」とみんな言っている。人々は目覚め、善と悪、正義と邪悪を見分けられるようになった。しかし、多くの無辜な人々は未だに共産党のデマに騙されている。善良な人々が法輪大法の真相と法輪功学習者を理解し、この得難い万古の機縁を大切にしてほしい。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2016/10/27/336732.html)
 
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