大法修煉により、悪縁が善いかたちで解消された
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文/中国 山東省の大法弟子

 【明慧日本2017年1月1日】時に、私は自問します。「もしも、今生において法輪大法を修煉していなければ、今どんな生活を送っているだろうか?」

 第一、きっと今の妻と離婚していたでしょう。なぜなら、これまで私は彼女が自分と釣り合わないと思って、それが苦痛で自殺を図ったこともあります。今になって考えてみれば、恐ろしいことです。

 第二、私は周囲から悪人だと認識され、家族が少なく、他人にいじめられる時、いつも「お前の家にはお前しかいないじゃないか!」とよく誂(からか)われていました。そのため、幼いときから至る所で弟子入りし、一生懸命に武術を習い、誰からもいじめを受けない誓いを立てました。17歳のとき、私は一戦で有名になり、3人を一気に倒して入院させました。それから誰も大胆に挑発しなくなりました。私の友人の輪はとても広く、様々な人がいて、仇がいれば必ず復讐し、恨みを絶対に忘れず、かならず機会を狙って報復しました。時に、心を静めて「人間の悪縁はいつ終わるのだろう?」と考える時もありました。

 しかし、今生、縁があって法輪大法を修煉することができ、私は心を正してからは悪縁が全部善解されました。以下において、そのいくつかの断片を皆さんと分かり合い、法輪大法の素晴らしさを知って頂きたく、そして、李洪志師尊の慈悲なる済度にも感謝の意を申し上げたいのです。

 観念を正し、家族は大法の良さを讃頌(さんしょう・言葉をつくして、ほめたたえること)

 師父はこうおっしゃっています。「離婚はやはり良くないことであり」[1] 大法を学んでから、私は離婚してはいけないことに目覚めました。離婚すれば彼女を傷つけ、子供も傷つけて、師父の法に背いてしまいます。そこで家に帰った後、私は誠意を持って妻にこう言いました。「今後、二度と離婚の話を口にしないから、安心して一緒に暮らそう!」

 その後、私は大法を修煉したい事を妻に言うと、妻の目から大法への感謝が見て取れました。それから私の家では日々幸せな笑い声が聞こえるようになり、老父母は親孝行を受け、子供は愛護され、家事全般を妻が引き受けてくれました。こうして、私は後顧の憂い(こうこのうれい・あとあとの心配)なしに仕事に専念し、商売も徐々に良くなってきました。

 大法を修煉してから、私の長年の頑固な頭痛が治りました! 家族全員大法のすばらしさを実感し、私の修煉を支持するだけではなく、毎日、彼らは「法輪大法は素晴らしい! 真・善・忍は素晴らしい!」と念じています。

 火事を消し 近隣から称賛される

 2008年の元宵節、隣家で火災が発生しましたが、人々は傍観するだけで、誰も前に出て火事を消そうとしませんでした。本当に世相が悪くなりました。ちょうどそのとき、師父のお話が私の耳元で鳴り響きました。「殺人や放火に遭ってもあなたが関わらないのなら、わたしに言わせると、それはあなたの心性が良くないことです」[2] そうです。修煉者の私も手を拱いて(てをこまねいく・何もしないで傍観する)いてどうしますか?

 私は二つのバケツに水を一杯に入れて火を消しました。それを見て数人が一緒に消火に加わり、やっと火を消しました。皆の賞賛を受けて私は思いました。「大法を修煉していなければ、こうはしなかっただろう」

 一度の大雪で 旧怨(古くからのうらみ)が解消された

 私の家は西側の隣家とあまり仲が良くありませんでした。以前、その家は私たちに喧嘩を仕掛ける勇気がなく、往来もまったくせず、両家の間に何か確執(かくしつ・自分の意見を強く主張してゆずらないこと。またそこから起こる争い)があるように感じていました。ある年、大雪が降り、雪が止んだ後、私は前の方の隣家から除雪専用の道具を借りてきて、妻と一緒に屋上の除雪をしました。

 その時、私は西側の隣家の奥さんが1人で除雪していることに気付きました。ご主人が出稼ぎに出たことを聞いて、私は道具を彼女に貸しました。翌日、彼女が道具を返しに来ないのを見て、家を訪ねました。彼女はきまりが悪く「屋根に置き忘れたので、すぐ取ってきます」と言うので「滑りやすいので、私が行きますよ。あなたが行くのは危ないので」と自分で取りに行きました。

 私の行動を理解できない妻に、このように言って聞かせました。師父はこうおっしゃっています。「自分の敵を愛することができなければ、圓満成就することはできません」[3] 大したことではありませんが、隣家は感激していました。お正月の時、隣家の主人が帰ってきて、少し離れたところから私に挨拶をしました。私は屋根の雪が解けただけではなく、法輪大法によって両家の間の雪も溶けたことが分かりました。

 大法を修煉してから、私は長年の武術を放下し「煉功者としては、殴られても殴り返さず、罵られてもやり返さないで、常に高い基準で自分を律しなければなりません」[4]という師父の要求に従って努力して来ました。私の身に起きた不思議で素晴らしいことは他にもたくさんあります。時に、私は自分の幸運に喜びを感じますが、多くの場合、いまだに中国共産党の嘘偽りに騙されて真相を知らない衆生のために悲しんでいます。最後に、衆生の皆さんは真相を聞き入れ、福報を得て、素晴らしい未来を選択できるよう心から祈ります!

 注:
 [1] 李洪志師父の著作:『米国中部法会での説法』
 [2] 李洪志師父の著作:『轉法輪法解』
 [3] 李洪志師父の著作:『オーストラリア法会での説法』
 [4] 李洪志師父の著作:『轉法輪』

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2016/12/27/339422.html)
 
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