四川省遂寧市で5人の学習者 秘密裏に裁判を受ける
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 【明慧日本2017年1月1日】四川省遂寧市船山区裁判所は今月22日、弁護士にも家族にも知らせないまま、5人の法輪功学習者に対して秘密裏に裁判を再度行い、判決を下した。5人の学習者は既に1年も不当に拘禁されている。

 方正栄さん(66歳女性)は、7年の懲役刑と、罰金4千元を支払うようにとの判決を下された。

 楊澤林さん(65歳男性)は、2年の懲役刑と罰金2千元の判決を下された。

 トウ中群さん(51歳女性)は2年懲役刑と罰金2千5百元の判決を下された。

 張中華さん(64歳男性)は3年懲役刑と罰金3千元の判決を下された。

 陳光蘭さん(63歳女性)は3年6カ月懲役刑と罰金3千5百元の判決を下された。

 上述の5人の学習者および他の4人を併せて9人は、昨年12月21日、路上で警官に尾行され、連行された。後に、家宅捜索を受け、複数の学習者は当日の夜に尋問され、ひいては拷問を受けた。その後、全員が市の永興留置場に入れられたが、37日後、2人は解放された。身体の支障のあったトウ麗さんも家宅捜索され、やむを得ず放浪生活をし、先月23日に死亡した。

 今年10月14日午前、船山区裁判所は、方さんらの5人に対して裁判を行い、弁護士が無罪を主張したが、結局、3人は拘禁しないまま懲役刑を下され、当日釈放された。方さんと張さんの2人は当日、判決の結論を下されなかった。

 今月21日、検察庁の楊という男から1本の電話が楊さん、トウさんと陳さんの3人に入り「明日、検察庁に来て案件に結末をつけましょう」と言った。翌日、検察庁に行った3人が帰宅しなかったため、楊さんの家族が検察庁に電話で尋ねた。検察庁の楊は、乱暴な態度で電話に出て「2年の判決を下してやるぞ!」と放言し脅した。結局、楊さんは脅かされたとおり、2年の懲役刑と罰金2千元の判決を下された。

(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2016/12/28/339478.html)
 
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