心を修めれば、奇跡が現れる
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文╱中国の大法弟子

 【明慧日本2017年3月3日】私は1998年から修煉を始めた古い弟子です。慈悲なる師父は業力だらけの私を地獄からすくい上げ、浄化して下さり、大法修煉の道に導いて下さいました。19年の修煉をふり返ると、修煉当初の光景が今もなおはっきりと目に浮かんできます。

 ある暑い夜、知人の家で法輪功について聞かされ、本もあることを知りました。私は『轉法輪』を借りて家に帰り、矢も盾もたまらずに読み始めました。読めば読むほど、読みたくなり、元気になり、翌日の午前中に、すでに本を通読しました。そして、「この方は弥勒菩薩です。私はこの方について修煉をします、習います、修めます、家に帰ります」と心から言いました。

 師父が本の中で説かれた、天目、遠隔透視功能、宿命通功能、憑き物、男女双修、開眼、走火入魔、辟穀、気を盗むこと、気を採ること、意念等などについて、今まで、見たり、聞いたり、或いは本で読んだりしましたが、興味があっても、どういうことか分かりませんでした。『轉法輪』を読んで、私は答えを見つけただけでなく、さらに、生命の起源、人生の真の目的――返本帰真であることを知りました。師父は私達に良い人になり、さらに良い人になるように説かれ、修煉者のそれぞれの基準に到達して、最終的に自分の先天的本性に戻って行くようにと教えてくださいました。

 私は修煉しようと固く決意しました。煉功してまもなく、体には大きな変化がありました。以前、私の顔色は黒ずんでおり、特に額が黒く、俗に言う「肝斑」がいっぱいでした。美容院に行って、洗顔、マッサージ、パックなどフェイシャルエステをしてもらいましたが、短時間で改善効果が現れても、すぐに元に戻ってしまい、お金を結構かけましたが、根本的な問題解決になりませんでした。そのため、自分の顔にずっとコンプレックスを持っていました。

 法を学び、煉功してから、いつでも、どこでも真・善・忍の基準で厳しく自分を律して、心性を高め、いつの間にか、肌が白くなり、顔の「肝斑」も消えてなくなりました。正しく師父が『轉法輪』の中で説かれた「若い女性はどうしても美容に気を使い、肌の色をより白くつやのあるものにしようとしますが、実は、性命双修の功法を本当に修煉すれば、おのずとそうなりますので、手入れをする必要もないことを保証します」の通りになりました。同僚や友だちに会えば、皆は私の変化に驚き、「花嫁の頃よりもきれいになったよ。どこの美容室でエステをしたの?」と聞きました。私は「家で法輪功を煉功し、法を学ぶだけで、エステをしていません」と彼女たちに言いました。

 修煉してから、顔がきれいになっただけではなく、体もますます健康になり、今までの病気はすべて自然に治りました。例えば、脳震盪の後遺症、心臓病、アレルギー性副鼻腔炎、慢性喉頭炎、耳のかゆみ、乳腺線維腺腫、胆石、腎結石、胃病などのすべては奇跡的に治りました、特に肘と膝の関節には、いつも凝り、張り、痛み、しびれ、痒みなどの症状があり、その痒みは肌の表面ではなく、骨の中から痒く、触れることもできないし、掻けないし、辛くてたまりませんでした。それもいつの間にか消えてなくなりました。慈悲なる師父は私の体を浄化して下さいました。私は無病で軽快な体に驚き喜びました。

 修煉の中で、何度も金銭的な試練がありました。修煉して1カ月も経たないある日、私は銀行に預金をしに行きました。銀行の人は通帳に千元多く書いてしまって、私もそれに気づきませんでした。家に帰ってから、それに気づき、「私は修煉者で、うまい汁を吸うようなことをしてはいけない、真に修煉者の基準で自分を律しなければならない」と思い、さらに、師父が説かれた 「個人の利益や対人関係の軋轢において、それらのことを気にかけないでいられるかどうかが肝要です」[1]を思い出しました。当日の午後、銀行に行って、多くくれた千元を返しました。窓口の担当の人は感謝するどころか、とても不機嫌そうに、ずっとぶつぶつと文句を言いました。私は怒らず、とても平静でした。なぜなら、自分は修煉者だからです。

 またある日、銀行に行って、ドルを人民元に両替しました。窓口の人は私に600元多くくれました。翌日、銀行にそれを返しに行った時、銀行員は「送ってくださったのですか? 実は、ここにあなたの電話番号はあるのですよ。連絡でもしようと考えましたが、しかし、認めていただけないのではないかと諦め、自分でそれを弁償しようと思いました。今の時代、あなたのような良い人はなかなかいませんよ。ありがとうございました」と言いました。私は「どういたしまして、私は法輪功の修煉者です。師父にこのように教わっていますから。お礼を言うなら、私の師父にお礼を言ってください」と私は答えると、彼女は「法輪功は素晴らしいですね」と言いました。

 しかし、よいことは長続きしませんでした。1999年に、江沢民集団が法輪大法の修煉者に全面的に迫害し始め、私も様々な非人道的な迫害を受けました。彼の目的は私に修煉を放棄させるためでした。家では、夫がいつも大法を誹謗中傷し、師父を誹謗中傷し、大法弟子を誹謗中傷しました。彼は職場から圧力をかけられ、私の煉功を狂気のように妨害し、いつも私に暴力を振るいました。

 一度、彼は私を殴って、モップの木の棒が四つに折れるまで殴りました。殴った後に、彼は、ハーハー言いながら、「煉功を続ければ、お前の足を折れるまで殴るからね。お前を打ち殺してやるぞ」と吼えました。私は、「煉功します。大法は私に健康の体と優しい心を下さいました。打ち殺されない限り、煉功を続けます」と確固として言いました。

 このような圧力の中でも、私はいつでも、どこでも師父の要求通りに合格した大法修煉者になるよう自分を律しました。夫がどのように私に当たっても、私は家のすべての家事を引き受け、寝たきりの姑の世話をし、最後に、植物人間になった姑のため、私は毎日、排泄物を処理し、体を流し、ご飯を食べさせました。ある日舅は私に「お前は本当にいい嫁だ。決して自分の利益にこだわらないで、お母さんをよくそこまで面倒を見てくれた。しかも、あれほど細心にやってくれた。もともと長男と次男の嫁に期待していたが、やはり見間違った」と言いました。私は「そう言わないでください。私は法輪功の修煉者ですから。修煉者は師父の要求通りにしなければならないし、誰に対しても優しくしなければならないのです。まして、皆は家族ですから」と答えました。

 18年間の修煉で、私の身にたくさんの不思議な事が起きました。しかし、いずれも小さなことばかりで、修煉者がやるべきことだと思っていました。はじめて明慧ネットに投稿しました。自分の文章に自信もなければ、天地を揺るがすほどの神の奇跡もないので、何を書けばいいか分かりませんでした。すべての大法弟子はそれぞれ異なる修煉の体験を持っているでしょう。もしかしたら、私はガンジス川の砂の一粒のようにぱっとしないかもしれません。しかし、私は揺るぎなく修煉する心を持っています。これからの修煉の道で、どんなに困難があっても、私は勇猛邁進し、三つのことをしっかり行い、新たな命を下さった師父のご恩に報いたいと思います。

 次元の限りがありますので、不適切な所があれば、同修のご指摘をお願いします。

 注:
 [1] 李洪志師父の著作:『轉法輪』

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/2/22/343398.html)
 
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