【明慧日本2017年3月7日】山東省蒙陰(もういん)県ドゥオ荘鎮の法輪功学習者・劉鳳厚さんは昨年8月、不当に連行された夫の解放を求めて、村民に署名をお願いした。そのため、劉さんは蒙陰県610弁公室と国保大隊(法輪功迫害の実行機関)の警官により連行され、臨沂(りんぎ)留置場に拘禁された。
現在、劉さんはもうすでに期限が超過したにもかかわらず、さらに6カ月間以上拘禁されている。先日、劉さんの父親は劉さん夫婦のことを心配し、悲しみのあまりに突然死亡した。そのため、家族は急いで臨沂留置場へ行き、父親の葬式に出られるようにと劉さんの帰宅を要求したが、警官と関係者らに拒否された。
劉さん夫婦はともに法輪功を学んでいる。法輪功に対する迫害が開始されてから、夫婦は何度も思想改造施設まで連行され、数十万元にのぼる家財を押収された。劉さんは労働教養処分3年を受けて、2005年に帰宅したが、夫・趙伝文さんは懲役13年の重刑を宣告されたため、2012年にやっと出所できた。
しかし、2015年12月24日、趙さんと法輪功学習者・周光明さんは臨沂市蘭山区新橋市場で法輪功の資料を配ったとき、新橋派出所の警官らに連行されて臨沂留置場に拘禁された。そして、劉さんと周さんの娘は村人と親戚や友人に、趙さんと周さんの解放を求める署名を集めて回った。
そのため、劉さんと周さんの娘はともに警官により連行され、留置場に拘禁された。その間、裁判所は趙さんと周さんに対して不当な裁判を行い、それぞれ、懲役2年と懲役1年6カ月の実刑判決を言い渡した。
周さんは37日間拘禁され、仮釈放されたが、劉さんには逮捕令状が出されたという。