理性を持ってしっかりと真相を伝える
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文╱中国の大法弟子

 【明慧日本2017年5月5日】法を正す進展は飛躍的に前進しています。今の一分一秒も師父が巨大な犠牲を払って引き換えてくださったものです。私達大法弟子はすべての人心を放下し、妨害を排除し、理性を持ってしっかりと真相を伝え、人を救わなければなりません。私は毎日(極めて特別の状況以外)出かけ、面と向かって真相を伝え、三退を勧め、出会うすべての縁のある衆生に慈悲に対応し、正々堂々と大法の真相を伝え、衆生に正しい選択をするように導いています。

 ある日、同修のAさんは道端で60代の幹部らしい男性に声をかけ真相を伝え始めました。一方、私は同修のBさんと一緒に他の通行人に法輪功の資料を配り、三退を勧めました。結構時間が経っても、Aさんはまだ男性と話しているため、私達が彼らの所に行って見ると、男性はちょうど日中戦争について熱く語っていて、話は本題からかなりそれていました。Aさんは「彼をまだ説得していない」と言いました。Bさんは「退くか退かないか、それはあなたの選択です」と責めると、Aさんも「それは善悪の選択です」と付け加えました。それを聞いた男性はかっとなって、私達3人に説教を始めました。私は師父にご加持をお願いしながら、彼に「申し訳ありません。私達はしっかり修めていないから落ち度がありました。しかし、あなたのような優しい方をどうしても諦め切れないので、もう少し話をさせてもらえないでしょうか」と言いました。

 私は「法輪大法は佛法です」と話すと、彼は目を大きくして「佛法ですって?」と小さい声で聞き返しました。「そうです。法輪大法は1992年に広く伝えられてから、今日まですでに24年も経ち、今、世界の100以上の国々に広がりました。しかし、迫害を受けているのはまさに発祥地のこの中国だけです。江沢民は嫉妬心から17年間にも及ぶ残虐な迫害を始め、大法弟子の臓器を摘出して売買して暴利を貪り、この地球にかつてない邪悪の罪を犯しました。この迫害は最初から違法です。私達は中国を愛していますが、中国共産党を愛していません。中国共産党は我が国、我が民族にあまりにも多くの災難をもたらしました。江沢民は中国共産党を利用して佛法を迫害し、破滅的な災難をもたらし、近い将来に神は必ず中国共産党を滅ぼします。共産党は党、団、隊からなっているから、あなたは退かなければ、あなたもその一員で犠牲になります。君子危うきに近寄らずと言いますが、あなたも早く退いて、早く平安を守りましょう。三退するには時間の制限がありますから」と言いました。

 彼はかなり動揺しました。そこで、私は彼に法輪功の資料とお守りを手渡し、「あなたは優しい人です。これを受け取ってよく読んで下さい」と言いました。彼は受け取りました。そして、「『目醒』と言う別名で中国共産党から脱退したらどうでしょうか」と言うと、あっさりと承諾してくれました。

 真相を伝える時、大法の真相を必ず話さなければならず、話を本題から脱線させてはいけません。そして、言い争いをもっとも避けるべきです。そうなれば、時間の無駄になるし、人を救う効果もありません。人を救い済度という神聖なことですから、こそこそ隠し立てをすることもなく、正々堂々と話せば効果的です。世間の人の分かる一面は真相を待っているからです。

 1回、立派な格好をしている50代の男性に出会いました。「お会い出来るのは縁です。あなたの平安を願って大法の真相をお伝えします」と声を掛けると、彼はとても険しい表情で「私は大連から来たものだ。あなた達を取り締まる仕事している」と歩きながら言いました。私は動じず、引き続いて「遠方から来られたのはより縁が強いのです。率直にお話しますが、法輪大法は佛法です。人を救うために来ています。神が中国共産党を滅ぼすのは必然的なことで、あなたが天意に従って三退をすれば、はじめて災難から逃れ、平安を守れるのです」と言いました。そして「あなたは党、団、隊に参加しましたか」と聞くと、彼は「全部参加した」と答え、「それなら、あなたは別名の『遠順』で三退したらどうでしょうか。順風満帆の意味を込めています」と言いました。彼は承諾しました。

 真相を伝える中で、よく「学校に行ったことがない」と答える人に会います。そうした場合、赤いネッカチーフをつけたことがないから三退を勧めなくてもいいと思いがちです。1回、粗末な格好をしているおばあさんに会いました。彼女は「学校に入ったことがないから、赤いネッカチーフをつけたことがない」と言いました。しかし、「青年団に入った事がありますか」と聞くと、「職場で入りました。共産党にも入りました」と言いました。そこで、私はおばあさんに大法の真相を話しました。彼女は真相をとても受け入れて、青年団、共産党からの脱退に賛成しました。

 七十数日間にわたって面と向かって真相を伝え、資料やDVDを配ることを通して、多くの感銘を覚え、使命感と責任の重大さをより一層感じました。

 今生、法を正す時期の大法弟子になれたことは、私の永遠の光栄です。衆生が救われることは師父の願いで、私達大法弟子の責任です。これからもさらに努力して、使命と誓約を果たし、もっと多くの衆生を救い済度するように努力したいと思います。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/4/25/345999.html)