武漢の周金梅さん 連行後行方不明、2カ月後 遺体で発見
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 【明慧日本2017年5月12日】(湖北=明慧記者)湖北省武漢市蔡甸区に在住の法輪功学習者・周金梅さん(女性50代)は昨年10月6日、武昌駅で法輪功への迫害の真相を伝えたことで不当に連行された。その後、家族がどれだけ探しても見つからなかった。行方不明になってから2カ月後、紫陽派出所の警察官が通報を受けて斎場に行くと、死体安置場には遺体となった周さんの姿があり、その上、頭蓋骨が開かれていた。

 周さんが一体どのような迫害を受けたのか、この世を去った原因は今でも分からない。心当たりのある人に情報の提供をしてもらいながら、正義の人士による調査が続けられていくはずである。

 昨年10月6日、周さんはずっと家に帰らず、連絡も取れない状態だった。親戚が武昌駅前の派出所、白沙洲派出所、紫阳派出所に通報して尋ねたが、情報は何も得られなかった。白沙洲派出所の警官は周さんを行方不明者の扱いとした。

 親戚は二支沟拘留所、留置場、610弁公室および相関する部門に調べてもらったが、「その者は見つからなかった」と告げられた。親戚はさらに武漢の新聞社に「捜索願い」を掲載したが、同じように何も見つからなかった。

 周さんが行方不明になってから2カ月が経過し、家族は突然に、紫阳派出所からの電話を受け、死体安置所に行き、周さんの遺体を確認するように告げられた。

 家族が死体安置所に行って確認すると、周さんの頭蓋骨は開かれていた。警官は事実を隠すため、周さんは脳出血を突発したので病院へ運ばれ、緊急手術を受けたと説明した。警官の嘘と恐喝の下で遺体は急いで焼却された。

 白沙洲派出所の内情を知る者によると、彼らは随分前に周さんが迫害されて死亡した真実の状況を知っていたという。

 

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/4/28/346311.html)
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2017/4/30/163029.html)