カナダ国会議員、法輪大法25周年を祝賀する書簡を贈る
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 【明慧日本2017年6月6日】(カナダ=明慧記者・英梓)法輪大法が伝えられてから25周年を迎え、カナダの国会議員ボリーズ・ヴェズネスキー議員よりカナダ法輪大法学会に祝賀の書簡を送られた。書簡は法輪大法の真善忍の理念が人々の精神、心理、道徳と身体の健康に貢献していると称賛した。

 ボリーズヴェズネスキー議員は5月9日、法輪功が国会議事堂の前で行われた祝賀行事に出席し、発言する中で「あなたたちの前に立つときはいつも名誉と感じます。なぜならばあなたたちはあのような重要な事を行っている最中です・・・。私は、あなたたちが中共政権の暗黒な一面を人々に認識させたことに感謝いたします」と述べた。

 「我々は肝に銘じなければならないのは、これは自国民を殺害して利益を得る、生体臓器狩り国家なのです。あなたたちがこの問題を話されたことに感謝し、我々政治家がこのことを忘れてはならず、貿易交渉の場で人権の問題を提示しなければなりません」と述べた。

'图1:国会议员Borys Wrzesnewskyj先生五月九日在庆祝法轮大法洪传二十五周年庆典集会上发言'
5月9日、集会で挨拶するボリーズ
ヴェズネスキー議員

 エトビコークセンター選挙区の国会議員としてヴェズネスキー議員は、書簡の中で次のように述べている。「すべての法輪大法修煉者に真摯なる祝福を贈り、自我を昇華させることのできる法輪大法が伝え出されて25周年に祝福を贈りいたします」

 「過去25年の中で、法輪大法修煉者と友人たちは、中国のこの伝統法門を起源とし、社会の促進と融合、健康と信仰を提唱し続けています。この信仰と実践が強調しているのは個人が真善忍の原則を通して、精神、心理状態、道徳と身体の健康に達し、次元を昇華しています」

 「中国の多くの修煉者が日常的に侮辱、差別、監禁、残虐な拷問に直面し、さらなる困境に遭わされています。法輪大法(修煉者)は積極的に各種集会や事実を伝える運動によって、人々に認識を高めさせることに成功しました。中国で良心の囚人を監禁し、不法な臓器摘出を行われている恐ろしい行為を認識させることができました」

 「法輪大法修煉者とその友人たちが集まり、彼らの信仰と成功した過程を振り返り、真善忍に対する承諾に新たな活力を注ぎ、自らの同修を代表して中国で人権のために奮闘し続けている人々の心からの声を代弁していることでしょう」

 ヴェズネスキー議員は法輪功学習者に対する希望として、「信仰の中で継続的に融合と健康を成長させ、今後数年の中で、真善忍の導きと激励の下で継続的に前進していただきたい」と記している。

'图2:国会议员Borys Wrzesnewskyj的贺信'
ボリス・ヴェズネスキー議員からの祝賀書簡

 背景として、ボリーズヴェズネスキー議員は、人体臓器の地下での交易を禁止する(C-381)法案を、2009年にカナダ国会に提出したことがあり、この法案の前身は2008年彼が国会に提出した(Cー500)の法案をもとにしたもの。この法案は人体臓器の交易は謀殺と見なし、罪を犯した者は5年以上若しくは無期懲役とする。ならびにカナダで臓器移植を受ける者は、医療従事者がカナダの登記や認証のシステムを遵守しなければならない。この法案は国会議員改選のため審議を打ち切られたのである。 

 今年の4月10日、カナダ国会議員ガーネット・ジーニアス議員は、世態臓器摘出関連法案(C-350)を提出し、ボリーズヴェズネスキー議員が大いに支持しているという。彼は「我々は協力し合い、最終的にこの法案が国会で採択され、一つの国会通過した法案として確保したのです」と話した。

 C-350法案の提出は、長年中共の臓器狩りを調査し続けている、カナダの人権弁護士デービッド・マタス氏、カナダ政府元アジア太平洋局長デービッド・キルガー氏が国会に働きかけた結果である。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/5/21/348526.html)
 
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