生きる意味を見失った私は法輪大法に救われた
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文/韓国の大法弟子

 【明慧日本2017年8月7日】

 尊敬する師父、こんにちは。

 同修の皆さん、こんにちは。

 私はソウル市カヤンドンに住む大法弟子です。

 一、幸運にも法輪大法に出会い、煩悶した人生が一変

 私は7人の子供がいる貧しい家の末っ子に生まれ、あまり学校へ行かず、若い時から江南でスーパーマーケットを経営していました。家族のために私は懸命に働いて、過労のため高血圧を患い、血液循環も悪く、顔が真っ赤で、毛細血管が破裂した部分の肌は緑色でした。体は非常に太って、大きな腹を抱えて歩くだけでもしんどくて、普通のズボンは穿けないので、サスペンダー・ズボンを穿くしかありませんでした。私は血圧を下げる薬を飲むほかに高価な薬も服用したのですが、体はどんどん衰弱し、毎日無理をして働いて、生きることはとても苦しいと思っていました。

 自分の健康状態を心配した私はジョギングを始め、2009年4月にジョギングの途中である法輪功学習者が煉功している場面を見て、好奇心にかられて、何をしているのかと聞くと、彼女は『本当の健康につながる道』という小冊子を見せてくれました。私はその場で第1~第4セットの功法を煉りました。煉功を終えて急いで職場に駆けつけましたが、普段20分もかかる道は、その日になんと7分で着きました。

 翌日も私はその場所に行って、彼女に煉功動作を教わりました。数日後、彼女は『法輪功』という本を私に貸してくれました。本を読んだあと、私は全ての薬をゴミ箱に捨て、「今後、一心にこの功法をやっていきたい」と決心しました。

 煉功を始めた時から、1日も欠かさず毎日続けるように努力しました。朝起きられない時には、輔導員が電話をかけて私を起こしました。はじめのころ、上半身がとてもかゆくて、尿もとても近くなり、そして鼻水もものすごく多く出ました。暫くしてから、私の体に大きい変化が現れ、赤や青の顔色が正常に戻り、大きく膨らんだ腹が凹んで、サスペンダー・ズボンも脱ぎました。

 苦しい人生を送っていた私は法輪大法に出会ってから、まるで別人のように変わりました。人見知りだった私は明るくなり、毎日疲れ果てていた体は健康になりました。私は着実に修煉を続けて、人生の意味も次第に分かりました。

 修煉を始めてから、毎日煉功を続け、地元の集団学法にも1日も欠かさずに参加しています。

 二、真相を伝える活動と神韻宣伝に参加する

 集団学法に参加したおかげで、真相を伝えることの重要性を理解できました。時間がある限り、あれこれの真相を伝える活動に私は積極的に参加しています。2010年10月ごろ、私は長年経営してきた江南の店舗を閉めました。11月に用事があってイルサンに行った時、ちょうどそこで神韻公演の宣伝を行っていました。それで、私は自然に神韻の宣伝に加わりました。

 しかし私は話し上手な人間ではなく、自分の外見にも自信がなく、こんな自分がチケットを売れるのかと心配しました。ある日、以前よく仕入れをした果物の卸売市場で神韻の宣伝をしました。私は果物卸売市場での信用が良かったため、ある果物会社の店主が「あなたが推薦したものは、間違いないから」と言って、一気に30枚のチケットを購入してくれました。後日また20枚を追加して、職員たちにプレゼントすると言いました。これで、私は一気に50枚のチケットを売ることができました。話し下手な新しい学習者の私が、50枚のチケットを売って励ましてくださったのは偉大な師父です。師父、ありがとうございました。

 三、「自己中心」を変えたら、妻の態度も一変

 大法に出会って私はとても喜んで積極的に修煉し神韻宣伝に参加し、韓国大使館前の真相を伝える活動にも積極的に参加しています。しかし家庭に対する配慮は少なくなり、妻は最後に私を「悪いやつ」と言って、食事さえ用意してくれませんでした。「新しい店を探すことを理由に、結局、法輪功に夢中になった、家のことを疎かにした」と妻は文句を言いました。妻にどう説明しても聞いてくれず、私の体が健康になったのを見ても、妻は私の修煉が気に入りませんでした。

 同修たちと交流を重ねた後に、この間、自分のやりたいことだけを中心にして、家庭と妻をどれほど疎かにしたか、私はやっと分かりました。それで、家庭を大切にし、特に妻に対して、絶対妻に怒ってはならない、妻に優しくしようと決心しました。

 もう一度店を経営する気にはならないのですが、家族のために私は何ができるでしょうか。ダンプカーの運転手である従兄の提案を受けて、私は大型バスの運転免許を取得して、大型バスの運転手になりました。

 時間があれば私は乗客や同僚たちに法輪功を紹介しました。自分がどのように健康を取り戻し、どのように良い人になったかを紹介しました。私がとても積極的に紹介しているので、バス会社の社長も私を通して『轉法輪』を2冊購入し、同僚たちも私に煉功動作を見せてほしいといいました。バス会社に入社してから私は以前より家庭を大切にしたので、妻の態度もだんだん良くなりました。

 四、固定観念を放下し、正しくない状態を直す

 私は30年も運転して、自分なりの運転の癖をすでに身に付けていました。運転する人なら、ハンドルを握る正しい位置をみんな知っていますが、私はみんなと違うところを握ります。その握り方が正しくないと分かっていながら、なかなか直せないのです。

 ふだん、自分の煉功動作は正しいと思っていますが、ある日、同修たちは私の動作が正しくないと言いました。どこが正しくないのかと聞くと、第二セットをやる時に片方の腕が下へ落ち気味で、丸く抱えていないので、そうなった原因を探してくださいとみんなが言いました。私は「そんなことはない」と言って、自分の煉功動作に問題がないか、動作と心性に何か関連があるかを、全然考えたくありませんでした。

 数日後、仕事中に大型バスを運転した時、ハンドルを握っていた自分の手を見て、突然、「この姿勢でハンドルを握り続けると、腕の関節はいずれ歪んでいく」と気づきました。長年そのような正しくない姿勢でハンドルを握ってきたため、矯正するのはとても辛かったのですが、正しくないものは正さなければならないと決心して、私は少しずつ努力しました。煉功動作を正すにつれて、正しくない運転の癖も直りました。

 五、「他人を先に、自分をあとにする

 私はせっかちな性格の持ち主で、大法を修煉してからだいぶ直したのですが、しかし大型バスの運転手になってから、そのせっかちな性格はより際立つようになりました。ダイヤル通りの時間にバスは各停留所に着かないといけないので、私は時に猛スピードを出して、交通規則もよく違反しました。大法弟子として交通規則に違反するのは良くないとわかっていますが、交通ルールを守って運転するとダイヤル通りにいかなくなり、後ろの車両とバスを待つ乗客に迷惑をかけるので、守りたくても交通ルールを守れないとずっと悩んでいました。

 大型バスを運転するとき最も嫌なことは他の車両に突然割り込まれることです。そういう時、大型バスはよく事故を起こすので、他の車両に絶対割り込まれないように工夫するのが大型バス運転手の鉄則になっています。大型バスを運転する時、時間を守るほかに、タクシーや一般乗用車などに割り込まれないように注意することも必要で、とても神経を使う仕事なのです。

 ある日、私は突然「他人を先に、自分をあとにする」という師父の言葉を思い出し、自分は「他人を先に、自分をあとにする」の通りにやっているか、タクシーや乗用車が割り込もうとする時に、どうして私は譲らないのか、彼らも急用があってそのようにしただろうと反省しました。それから、割り込む車両があれば私はできるだけ譲るようになりました。不思議なことに、譲った後、私の運転路線は滞りなく順調になり、ダイヤル表の時間どおりに各停留所に着くことができました。小さな事ですが、とても不思議でした。師父は「さらに皆さんに教えますと、実際には、皆さんの以前の本性は、自らのため、私のためを根本としたものだったのですが、今後、何かをするときには、まず他の人のことを配慮して無私無我で、なおかつ他人を先に、自分をあとにするという正覚にまで修め遂げなければならないのです。それゆえに皆さんは、今後何かを行ない、何かを口にするときにも、ほかの人のため、ひいては後世の人のために考えなければなりません」[1] とおっしゃいました。

 それ以来、私はせっかちな性格をすっかり変え、運転する時に相手のことをまず考えることができました。心を正しく持ってから、自然な機会に恵まれて私は新しいバス会社に移りました。新しい仕事では、各停留所の間の距離が比較的長いため、交通規則に違反する情況もなくなりました。それは師父が手配してくださったことだと私は分かっています。師父、ありがとうございました。

 私と妻は若い時から少しずつ貯金して、ようやく1棟のマンションを購入して、家賃収入で生活を維持しています。しかし最近そのマンションは立ち退き物件になり、売り払うしかありません。そのため、私は各部屋の借り主に敷金を全額返すので、部屋を空けてほしいと依頼しました。他の借り主は特に問題なかったのですが、ある年配の女性は引っ越しの資金がないと言って、450万ウォン(45万円相当)をくれないとマンションから出ないと言い張りました。私は彼女に450万ウォンをあげようとしたのですが、妻は猛反対しました。妻の理由は、そのマンションの家賃はもともと高くなくて、周辺の同条件の家賃より随分低くしており、その上ずっと家賃を値上げしたことがなく、450万ウォンを請求される筋がないということです。妻と老婆とも自分の主張を言い張って、事態は膠着していました。

 8月末に全部の部屋を空けないといけないので、あと10日もないところで、とうとう妻は全てを私に任せました。私はすぐ年配女性の娘さんに連絡して、敷金のほか、彼女たちが要求した450万ウォンも渡しました。

 私は娘さんに「私は法輪功を修煉していなかったら、絶対お金をあなたたちに渡すことはないない。修煉してから酒も止めて、健康で良い人になった。全て法輪功のおかげだ」と話して、法輪功の真相が書かれた『健康に繋がる本当の道』という小冊子を渡して、ぜひお母さんに見せてくださいと言いました。最後に私は5万ウォンを娘さんに渡して、「お母さんには迷惑をかけて、とても申し訳ない。これでお母さんに何か美味しいものを買ってあげてください」と言いました。娘さんはとても喜んで私をお母さんの前に連れて行って情況を伝えると、お母さんは私の手を握って「ありがとう、ありがとう」と何度も言いました。

 六、結び

 私は学歴が低く、性格が頑固で、一生働きすぎて健康を壊し、生きる意味を見失いました。しかし修煉してから、私は別人に変わり、健康を取り戻したほか、性格も良くなりました。修煉を始めた当初、妻は私のことをぶらぶらしていると思って、私にご飯も作ってくれず、大法にも良い印象を持ちませんでした。今、妻はご飯を作ってくれるほかに、大法の良さも分かって、私をたくさん助けてくれます。毎日の煉功と学法を終えてから、私は清渓広場と仁寺洞に行って法輪功の真相を伝えます。私にはまだ多くの不足がありますが、毎日大法の中にあって日々努力しており、とても幸せだと思っています。

 師父のご恩に感謝します。

 注:
 [1] 李洪志師父の著作:『精進要旨』「佛性に漏れなし」

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2015/10/8/317246.html)
 
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