山東省の高鳳蘭さん 5カ月の拘禁後 無罪解放
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 【明慧日本2017年9月9日】山東省蒙陰県の年配の法輪功学習者・高鳳蘭さん(62歳女性)は昨年11月、真相カレンダーを配布したため臨沂留置場まで連行され、5カ月拘禁された後、今年4月21日に無罪で解放された。

 高さんは蒙陰県恒昌会社を定年退職した職員で、法輪功を固く信じていたため2001年に2年の労働教養を強いられた。2014年、また不当に拘留され、心身ともに酷く迫害された。

 昨年11月17日、高さんは街で人に明慧の真相カレンダーを配布していた時に、私服警官に尾行され、蒙城派出所の警官により連行された。その後、家宅捜索され、臨沂留置場に拘禁された。同月25日、警官らはまた高さんの自宅を訪れ、家族に逮捕状にサインを求め、さらなる迫害を企てようとした。

 高さんは拘禁されていた期間、睡眠を剥奪され、長い時間立たされ、あまりにも質素でまずい食事を提供され、高価な日用品を買わされ、留置場のルールの暗誦を強いられ、囚人服の着用を強要された。高さんは犯罪人ではないため、以上のような不当な指示に従わなかった。そのため、高さんは1カ月間手錠を掛けられたままでいたので負傷し、顔を洗い、洗濯をし、歯を磨き、トイレに行くことなど、すべて他人の助けがないと出来なかった。

 昨年12月28日、蒙陰県法曹界の事務官2人は留置場に駆けつけ、尋問の書類に高さんにサインを求め、さらなる迫害を企てた。書類に、張興棚という証人による証言があり、高さんが2001年5月9日に北京へ陳情に行ったことが書かれているという。しかし、その時高さんは済南女子労働教養所で服役していた。高さんを誹謗中傷する陰謀は、その場で高さんに暴露された。2人の事務官はやむを得ず立ち去った。

 今年4月21日、親族や家族の救出で高さんは無罪に解放された。警官が乗用車で高さんを留置場から自宅まで送った。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/9/6/353410.html)
 
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