若い女性教師劉聖操さん 吉林省女子刑務所で迫害される
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 【明慧日本2017年9月9日】吉林市の女性教師で、法輪功学習者・劉聖操さん(28)は、法輪功を学んでいるという理由で今年7月3日、不当に連行された。そして、吉林省女子刑務所に拘禁された劉さんは、細い板の椅子にずっと腰かけることを強要された。

刘圣操
劉聖操さん

 昨年1月30日、劉さんは母親と近隣の人と一緒に、旧正月用の買い物に行った際、隣人が村民に新年を祝う絵と福字を配布したため、中国共産党の法輪功に対する誹謗中傷する宣伝を信じている人に通報され、同行していた劉さん親子も共に派出所の警官により連行された。そして、同年3月9日、劉さんはまた、不当に連行された。

 劉さんは吉林省留置場に拘禁されていた際、過酷な労働を強要され、まるで奴隷のように働かされていた。その結果、指が変形し、背中が曲がりまっすぐに立てず、大変憔悴(しょうすい・やつれること)してしまった。

 昨年9月19日午後、豊満区裁判所は家族や弁護士に知らせないまま、劉さんに対して裁判を行った。裁判を受けた時間はわずか10分間しかなく、その上、劉さん自己弁護を一切禁止した。同年12月23日、劉さんに懲役4年の不当な判決を下した。劉さんはこの判決を不服とし、上訴したが、吉林市中級裁判所に「原審を維持する」と宣告された。

 劉さんは留置場で1年5カ月間にわたって拘禁されていた。今年7月3日、吉林省女子刑務所に移送され、拷問の一つで、細い板の椅子にずっと腰かけることを強要された。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/9/7/353454.html)
 
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