四川省閬中市の李金鳳さん 秘密裏に不当判決
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 【明慧日本平成29年10月10日】四川省閬中市(ろうちゅうし)の法輪功学習者・李金鳳さんは、秘密裏に懲役1年6カ月を宣告された。

 李さんは法律に基づいて江沢民を告訴したため、当地の閬中市国保大隊(法輪功迫害の実行機関)に不当に連行されて拘禁された。釈放された後、真相を伝えるために当地の公安局に何度も行った。この間に、警官にこっそり録音された。

 李さんが今までやってきたことは、すべて憲法が国民に与えた基本的な言論と信仰の自由で、法律で保証されたものである。しかし、閬中市国保大隊は李さんに報復するため、李さんを誣告(ぶこく・わざと事実を偽って告げること)した。その後、李さんは国保大隊、派出所の警官らに家を包囲されて連行された。李さんは、南充市第四留置場に拘禁されたままで、家族との面会を拒否され続けている。

 今年7月7日、閬中市裁判所は李さんの家族に開廷日も何も伝えず、8カ月間、拘禁された李さんを南充市刑務所へ送り、秘密裏に懲役1年6カ月を宣告した。8月下旬、李さんを成都市龍泉の女子刑務所に送って、引き続き迫害した。

 李さんの家族が、李さんに判決が下された事を知ったのは8月15日だった。李さんの夫が南充市刑務所へ行き、面会を求めたが拒否された。その理由は、閬中市裁判所は強制的に5千元の罰金を支払った後に、面会を許すとのことだった。

 仕方がないので、李さんの家族は罰金5千元を支払い、その後、李さんと面会ができた。8月下旬、李さんは成都市龍泉女子刑務所に移送されて、引き続き迫害されている。

 9月末に、李さんの夫が面会に行った際、李さんはすでに刑務所にはいなかった。刑務所側は李さんの行先を教えなかった。仕方がないので、李さんの夫はすべての刑務所を一つずつ調べに行った。簡陽にいなければ、成都へ行き、紆余曲折を経て、やっと成都龍泉女子刑務所で李金鳳さんの名前を見つけ、妻と会えた。

 李さんの夫は、心身共に疲労困憊し、面会を終えて帰宅後、すぐに病気になり病院に搬送されたという。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/10/7/355183.html)
 
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