【明慧日本2017年11月9日】(ワシントン=明慧記者・李静菲)神韻交響楽団(以下・神韻)は10月22日の夕方、聴衆の万雷の拍手と喝采のうちに、米国首都のワシントン・ストラスモア・ミュージックセンターでの公演を最後に、2017年の巡回公演の幕を閉じた。
ワシントンの聴衆は90分の公演に、震撼を受け感激した。公演終了後、聴衆はリズムにのり拍手を贈り続け、指揮者のミレン・ナシェフ氏は三度舞台に戻りカーテンコールに応じた。熱烈なアンコールに応えて、3曲のアンコール曲を演奏した。陽気なメロディーの演奏が始まると、観衆は高まる気持ちを抑えきれずに、曲のリズムに合わせて手拍子を打ち、音楽と拍手はお互い補完し合い、その熱烈な雰囲気は舞台の上と下を一体にさせた。
「私の身体がずっと震動をしています」、「両目を閉じてここに座り、すべての憂慮が後形もなく消失しました」、「バイオリンの独奏を聞いて、私は涙がすぐ出ました」公演が終了後も観衆は依然として限りなく味わっていた。一人のプロ音楽家は、人類の言葉で神韻の完美なる公演を賞賛できないという。
神韻の音楽は素晴らしい未来をもたらす
ワシントンで不動産業を経営しているタラファ・ホムス(Tarafa Homsi)夫妻と、外科医のワギ・マンドゥ(Dr. Wagih Mando)夫妻は、最前列の真ん中の席で神韻を鑑賞した。公演終了後すぐ帰ることせず、彼らの精彩なる公演に敬意と感謝の意を表したいと、舞台の搬入口に回り指揮者と芸術家たちが出て来るのを待った。
不動産経営者のホムスさんは、神韻の音楽は彼を多忙な生活から解放したという。「神韻の音楽は、私たちの多忙な生活の中に、自然、和やかさ、調和をくださいました。私たちの心をゆっくりと落ちつかせ、私を多忙な生活から解放し、平和と静けさに導き、人間の本性に戻してくださいました」と話した。
「音楽は人類共通の言語であり、すべての人に理解させることができ、音楽家たちが演奏した音楽は、多くの情感を伝えました。すべての人にとって有益であり、私の年代の人々と私たちの地球にさらなる素晴らしい未来をもたらしてくれます」と、ホムスさんは語った。
外科医のマンドゥ先生は、「これは完美なる公演です。これは私が鑑賞した中で、最も素晴らしい交響楽団です。私たちは公演を享受し、愉快な一時を過ごすことができ、忘れ難い一夜になりました。以前私たちは中国で、中国の音楽に触れたことがありましたが、この公演は東西の音楽を完美に融合させ、どの演目も思い出に残り、オペラ歌手の歌う声は極めて素晴らしく、指揮者は聴衆と相互にコミュニケーションを図り、人々を魅了し、すべての音楽家たちは名演奏でした」と話した。
神韻の音楽はエネルギーが強大、人々の魂に触れる
「真に世俗を超えている!」と話すジョージワシントン大学言語学のシャーリーンリベラ(Charlene Rivera)教授は、同じく言語学者のご主人のチャールズスタンスフィールド(Charles Stansfield)教授と神韻を鑑賞した。
東西の楽器の融合は、スタンスフィールド教授に強大なエネルギーを感じさせたという。「東西楽器の結合した演奏は、西洋人の聴衆にとって、巨大なエネルギーです」
「演奏曲の多くは、歴史的な主題を有し、真の歴史に触れるようで、これは神韻から学びました。今日、神韻が演奏した中国の音楽を聴いて私が感じたのは、魂をリラックスさせることができる音楽です」
リベラ教授は、それぞれの曲は舞踊と対応する主題があると体得したという。「『大汗(ダーハン)』(モンゴル民族の皇帝に対する称号)という曲から、戦争の場面を感受することができ、彼らの演奏がとても素晴らしいのです。身体がその境地に置かれているようで、非常にすばらしい! 音楽を聴いて感受することができ、故事の場面を想像することができます」と語った。
神韻を聴いたドキュメンタリー映画監督は霊感を得る
「私は毎年神韻公演を聴きたい」と、話したのはドキュメンタリー映画監督のアンソニー・ベリッシモ(Anthony Bellissimo)さん。彼は神韻の鑑賞は2回目だという。彼の両親と兄弟が神韻を鑑賞するため、ウェストバージニア州から自動車を運転して数時間かけてワシントンにやってきた。
ベリッシモさんは自身も音楽の創作を行っており、神韻の優美な音楽に絶大なる霊感を得ているという。「私はこれほどの霊感を授けてもらい、また神韻を見たくなり、さらに多くの霊感を得たいと思います。私は最近音楽の創作を始めており、神韻の音楽は人々に真に啓発を与えています!」と述べた。
ベリッシモ監督は神韻の音楽は極めて画面感が具わっているという。「私は映画を制作していますので、これらの音楽は私を映画の画面の中に置かれたように彷彿とさせ、音楽を拝聴する際、これらの音楽は私の脳裏にいろんな画像を浮かび上がらせました」、「公演のすべてが忘れ難く、すべてが非常に美妙でした!」
音楽家「玄妙で独特であり、心にまで至る」
ジョージ・シートン(George Seaton)さんはフルート奏者である。彼は神韻の演奏は非常に玄妙に感じているという。彼は「心の中から拡散されたもののようで、音楽は情感の神経中枢に触れていることを彷彿とさせ、そして拡散し始め、内心で共鳴を感じ、演奏は3D画像をもたらしていると感受しました」と話した。
彼は神韻の演奏が、「私を別の世界に連れて行き、そこは色とりどりで美しく万古の遥かな世界です。私は陶酔しました」と話した。
神韻の演奏はシートンさんに対して大きな啓発を与え、東洋の曲目を含む演奏方式や音符間の処理は大いに視野を広げたという。
ピアノとホルンを得意とするヘンリーワトソン(Henry Watson)さんは、友人と神韻を鑑賞したあと、公演は彼らを奮い立たせたと話した。
「バイオリンの独奏は涙を誘う」
今年の神韻の公演は2017年神韻の原作曲のほかに、フランツ・フォン・スッペの「軽騎兵序曲」、チャイコフスキーの「バイオリン協奏曲第三楽章」、アントニヌ・ドヴォルザークの「第7番スラヴ舞曲(作品・72)」などの西洋の古典曲を演奏した。
ソフトウェアデザイナーのプリヤサミュエル(Priya Samuel)さんは、「バイオリン独奏はほんとうに素晴らしいです! 信じられないのは、彼女があのように素早く、しかも音程がずれずに、同時にその情感を表しています。音符が時に楽しく、時に憂い、旋律が時には速くなり、賛嘆する旅路に案内してくれました」と話した。
ソフトウェアの研究開発者のベン・シュラー(Ben Schuler)は、「バイオリンの独奏が私を震撼させました。彼女の指の速さは目がついていけないほど速く、非常に震撼を受け、特に演奏の中ごろから一つの情緒からもう一つの情緒に変え、これが巨大な変化であり、この段落の演奏は私に深い印象を残しました」と話した。
投資家のレスリー・ターナー(Lesley Turner)さんは、バイオリンの独奏に心を奪われたという。「バイオリニストの演奏するチャイコフスキーのバイオリン協奏曲の演繹法が壮麗で、この曲はとても難しく、しかし彼女の演奏はあのように美しく、自信に満ち、彼女は聴衆のエネルギーを活発化させています」と語った。
ブラッド・ブルドゥール(Brad Brodeur)牧師は、「チャイコフスキーのバイオリン協奏曲の独奏は、私の涙を誘い、ほんとうに感動しました」と話した。
娘さんと初めて神韻を観賞したブルドゥール牧師の両耳は美に満たされているという。娘さんは公演中に全身が震動していると感じたという。
「神韻の音楽は私の憂慮を消失させた」
ワシントンにある理学療法機構最高経営責任者のビルデニス(Bill Dennis)氏は、神韻を鑑賞したあと、徳の高い雅楽は人々に治癒の作用があり、身体をもって体験したという。
彼は感動して話した。「先ほど、私は妻に話しましたが、ここに来て神韻の音楽を聴いたことで、私の内心に穏やかな静けさをもたらしました。中国の音楽は霊性に満たされ、親しみやすく、天と地を連結する一本の道が通っているようです」
神韻の音楽は彼の煩悩を取り除いたという。「私は、私の呼吸までが緩やかになったと感じました。私は両目を閉じてそこに座り、そしてすべての憂慮が後形もなく消失しました」、「神韻の音楽は非常に治癒の作用があり、日曜日の午後ここに来た理由は穏やかで静けさを取り戻し、バランスが取れて治癒されるからです」
科学者のローランドコルベック(Roland Kolbeck)氏は、「音楽は人々の内心深く入り込み、人々の魂に触れることができます。私にとって、非常に心地よく、これが神韻音楽の治癒の威力であり、源の所在です」と語った。
機構総裁「神が身近にいると感じる」
デイブ・ウォーレス(Dave Wallace)氏はワシントンにあるアメリカミッション復元機構(Restore America Mission)の総裁であり、ある基金会の総裁でもある。
神韻を鑑賞したあとウォーレス総裁は、「これは人心を激動させるコンサートであり、神韻の美麗と恢弘はまさに私たちが期待しているものです。この音楽の霊感は中国五千年の伝統文化に由来しています」と述べた。
彼は神韻の音楽の美が、絶大で限りないという。「音楽はとても美しく、あなたに絶大で限りのない感受をもたらし、中国楽器の繊細さがあり、西洋音楽の美もあります。神韻だけが、このような完美して融合した音楽を聴くことができ、東西の楽器の完美した融合が聴けるのです」
ウォーレス総裁は、「神韻の交響楽が深みに富み、人心を啓発し、音楽は人々が本来すべき生活の様子を表し、これが神韻音楽の力であり、私たちの精神にさらに近づけさせ、これがとても重要なのです」と話した。
彼は耳を澄まして神韻の音楽を聴いている時、彼が感じたのは「神のような力があなたの身体の近くに来ていて、これは素晴らしい感受であり、音楽にはこのような力があるのです」と語った。
数カ月待ち続け、非凡の公演を体験する
公演当日、神韻の公演を数カ月前から待ち続けていた愛好者がいた。彼の願いが叶えられ神韻の美妙なる演奏を鑑賞した。「私は神韻の公演が大好きです。私は数カ月待ち続けました!」と、満足そうに話したのは政府の業務代行商のピーター・トンプソン (Peter Thompson)さんである。
ロサンゼルスからワシントンに引っ越してきて間もないトンプソンさんは、神韻がこの前ケネディセンターでの公演を見逃していた彼は、非常に残念がっていた。神韻が再びワシントンで公演されるのを知った彼は、「これは私に与えられた機会です」と思い、神韻の音楽の魅力が人々を敬服させているという。「神韻の音楽を聴くのは非凡な体験ではなく、あなたは音楽が好きであるかどうかにかかわらず、あなたは陶酔の中に引き込まれます」と述べた。
彼は、自分がホルンやトランペットの銅管楽器を演奏したことがあるといい、神韻の音楽の組み立てが人々を驚嘆させているという。「私は演奏を始める前の銅鑼の音が好きで、会場全体に公演の雰囲気を高めています。公演は極めて素晴らしく、ほんとうに人々を陶酔させています」と東西楽器の融合について賛嘆した。「私はこの点が絶対に好きです! さらに私が好きになった二胡の演奏、東洋のその柔らかくで美しく、優しい音楽がもっと好きになりました。二胡の生演奏を聴くことができたことをとても嬉しく思います」
彼は、神韻が彼に音楽を通して古の中華の伝統文化を感受する機会に感謝しているという。「神韻の音楽は私を非常にリラックスさせています。私を古代の文明にタイムスリップさせたようです。中国の歴史はこのように豊富で、中華文明にあのように多くの王朝が存在し、私は中国に行ったことのない人間にとっても、私たちは音楽を通して体験する機会を得ることができました。特に東洋の特色はアメリカで得難い体験であり。東西の音楽の最も精髄の部分を融合させています」と、ピーター・トンプソンさんが語った。
退職したエンジンニアのスティーブン・ダブレッセ(Stephen Daubresse)さんは、「伝統芸術の保存と復興は現代社会にとってとても重要です。これを継続することが大切で、もし努力して人々に知ってもらわなければ、人々は現在の世界に対して理解することができません」と話した。
モンゴメリー郡長、神韻に褒賞を贈る
公演の当日、ストラスモアミュージックセンターの所在地で、メリーランド州モンゴメリー郡のレゲット郡長から、神韻に褒賞の書簡が届いた。2013年から神韻はワシントンのケネディセンターで4年連続公演を行った。今年の公演はワシントンのストラスモアミュージックセンターで行なわれ、レゲット郡長は書簡の中で、「郡長として、神韻がグレーターワシントン地区に多元文化と、楽しく、ほかと異なる公演が行われたことを賛美します。神韻の演奏は東西の正統なる音楽を完美に結合させ、モンゴメリー郡の多様文化に華を添えました」と記されている。
神韻は9月17日アジアで2017年の巡回公演をスタートさせ、韓国、台湾、カナダと米国で合わせて20余りの公演を行われ、絶賛と好評の嵐を受けている。