人に反感を持たせず 真相を伝えることを重視
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文/遼寧省の大法弟子

 【明慧日本2017年12月12日】2017年10月28日、家に帰って来た家族は、マンション入口のガラスに「法輪大法が世界で広がっている」のポスターが貼ってあり、丈夫過ぎで剥がそうとしても、ポスターの一角しか剥がせなかったと、私に告げました。

 我が家は瀋陽市瀋河区のマンションのエリアにあります。家族は大法を修煉していませんが、真相がわかっており、機会があれば同僚や同級生に三退を勧めました。しかし、このようなポスターをガラスに貼ることには反感を持っていました。私に、「あなた達は偉大なことをしているが、このようなことをすれば、あなた達のレベルが下がってしまう。ネットの広告を配る人達でも、剥がしやすいようにチラシを貼っていたのに、このポスターを剥がすのは難しく、管理者と清掃員はかなり困ったでしょう! チラシと小冊子を配るのはいいけど、ガラスは採光のためにあるでしょう。私は真相がわかっていても、反感を持っている人は理解できないよ」と私に言い、「実は今のマンションのエリアに専用の掲示板があるので、掲示板に貼ったほうがいいかもしれない」と言いました。

 この話を聞いて家に帰ったときに、ガラスにポスターが貼ってあったのを思い出しました。それから、窓のところにDVDが2枚置かれ、PP袋の片方には『九評共産党』のDVDが入っていて、もう片方に新唐人テレビの8月28日から9月3日までのスペシャル番組のDVDが入っていました。以前もマンションのエリアでこのようなDVDを拾ったことがあります。私は新唐人テレビのスペシャル番組を見ましたが、中身は中印対決、十九大前の社会状態の分析、金正恩のミサイル発射、そしてトランプが非法移民者を取り締まる警官を釈放した番組等、内容はいろいろありますので、すべてを見ると何時間もかかりそうです。それらは時事問題ばかりであり、すべてを見ても大法の真相はわかりそうもありません。

 私は個人的に、資料用DVDは明慧ネットで発表されたものを使ったほうが良いと思いました。今の人々は、やることがたくさんあるのに、長すぎると見る気がなくなります。例えば私は家族と一緒に明慧ネットに掲示された『明慧十方』の特別番組を見たとき、当時明慧ネットには二つのバージョンがあり、一つは2枚セットで、もう一つは6集コレクションの1枚です。私は1枚のほうが良いと思い、このバージョンをダウンロードしました。真相がわかっている夫と子供は、『雪中梅』、『紅壁の記憶』、『天安門に通じる旅程』を見たときに、まだしっかり起きていましたが、『欧州の選択』を見るときには、長すぎて眠くなりました。『義訴』を見たときに、朱 柯明の妻の話が面白かったので、また元気が戻りましたが、最終の『世界法輪大法デーの特別番組』を見るときには、時間が長すぎたため、見ることは耐えられませんでした。

 家族と一緒に明慧ネットで掲示された『暗証番号』の映画も見ました。彼らに最初見せたときに、見る気を持ってくれませんでした。息子は、「あなた達の映画は面白くない」と言いました。『暗証番号』を見た後、2人とも懸念があると思い、見たときに暗証番号も当たってみました。私達の映画のレベルは高いと思ってくれました。最近明慧ネットで掲示された『2018年 吉祥の子供 明慧カレンダー』が好評で、常人も受け取りやすく、基本の真相も載っていました。このような資料の編集はただ自分勝手に一方的に伝えるのでなく、他人への思いやりもあると感じました。

 迫害反対は18年も経ち、私は反省しました。1999年に迫害が始まった当初のある日、夫は仕事でバス停で待っていました。電柱には「法輪大法は素晴らしい!」のポスターが貼ってありました。ある農民工は夫に法輪功の悪口を言っていました。夫は彼に、「知らないことを勝手に思い込まないで、テレビで放送されたことは、ほとんどデマですよ」と、彼に例を挙げて説明すると、農民工はわかってくれたようで、バスに乗る前に夫に、「ありがとうございました! わかりました、これから悪口を言いません」と言いました。当時私達はポスターを貼りに行くだけでしたが、それは勇気がある素晴らしい行動でしたが、現在はもっと高いレベルを求められ、真相を伝えるだけでなく、他人のために考えなければならず、実効性も重視しなければならず、マイナスの影響をもたらしてはいけません。

 例えば個人のポストにチラシを貼るのは相応しくありません。私はチラシを配ったときにある個人用ポストに3枚の大法のチラシが貼ってあるのを見ました。私は外して公共の場所に貼りました。外しやすく、ポスターは破らずに済みました。この家のご主人が真相を理解していなければ、帰宅して怒り出したら、今後彼を救うことは、かなり難しくなります。中国の環境の中で、真相がわかっても、自宅のポストにはこのようなチラシは貼ってほしくないでしょう。私達は自分の角度から物事を考えるだけではなく、相手の立場も考えなければなりません。

 一部の常人が、私達は視野が狭く、自分のやっていることしか考えていないと言うのは、私達が真相を伝えるときに他人の気持ちを考えず、形だけ真相を伝えていたからだと思いました。実はこれは修煉の境地を反映していたのでした。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/11/1/356156.html)
 
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