石家庄市の学習者・胡延霞さん 刑務所で迫害
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 【明慧日本2018年1月1日】(河北省=明慧記者)現在、河北省石家庄市の法輪功学習者・胡延霞さん(女性)は河北省女子刑務所で迫害され、血圧になった。胡さんの夫が家に残され、血圧が上昇して危険な状態になったため入院したために、現在、親族からの介護が必要となっている。

 胡延霞さんは善良な商人であり、法輪功が中国共産党に残酷に迫害されている間、2013年に不当に連行され、昨年、不当に懲役3年の実刑判決を宣告された。2017年2月15日河北省女子刑務所に移送されてから、最初14刑務区の「洗脳班」で迫害を受け、転向させられた。胡さんは家族に冤罪をそそぐように言った(そそぐ・身に受けた汚名・冤罪(えんざい)などを晴らし、名誉を挽回する)。中国共産党の「十九回大会」開催の前に、胡さんは5~6人の刑務所の警官からの話で圧力を受けた。6月、胡さんが5刑務区2小隊に移動させられ、強制的に労働を科された。胡さんは刑務所に入所する前の身体検査により血圧は180/130であるにもかかわらず、刑務所で連続して十何時間も重労働をさせられて、身体を痛めつけられた。胡さんの血圧が高い状態で下がらないため、降圧剤を強制的に飲まされた。

 2017年12月、胡さんの夫が刑務所に来られなくて面会できなかった原因は、12月の初めに、眩暈(めまい)のため病院に行くと、血圧が230であったために即時入院させられた。検査して腎臓の血管が狭いため、ステント手術を受けた。現在、病状は経過観察中である。

 胡さんは良心的に商売をして家族を扶養していた。2013年11月15日、大規模な法輪功学習者の逮捕事件が起こり、連行され、その後の身体検査による健康問題でひっかかり、保釈された。

 2015年10月12日、橋西区検察院の公訴員の孫瑋氏が、卓上タイプのカレンダーの配布をしていたという理由で、無理やりに胡さんを橋西区裁判所に起訴した。弁護士が法廷上で胡さんの無罪を主張し、無罪解放するように要求した。しかし、裁判官らが法律を無視して、9月以後、胡さんに懲役3年の実刑判決を宣告した。胡さんは石家庄地方裁判所に上訴したが、地方裁判所が開廷されず、弁護士にも面会せず、一審の判決を認めた。

 2017年2月15日、胡さんは橋西区裁判所の裁判官・鄭麗君に書類のサインの件で呼ばれ、ただ手続きを終わらせるだけだと言われたが、裁判所に行ったら帰してもらえず、鄭麗君と司法警察官に石家庄第二拘置所に移送された。その時の身体検査では血圧は180/130であった。胡さんは裁判官・鄭麗君に再度、騙され帰すと言われていたが、直接に河北省女子刑務所に移送された。その時、胡さんの義理の娘はお産の間近であった。

 胡さんの夫は高血圧、うつ病を患っているので、介護が必要になっていたが、生活費を稼ぐために、やむを得ずアルバイトをしていたが、現在入院してしまった。

 胡さんの父も法輪功を修煉しているという理由だけで、繰り返し迫害を受けて他界してしまった。

 もともと、修煉をすることにより健康で安定した幸せな家庭が、中国共産党に迫害されることにより、家庭がバラバラに壊された。家族の全員が心身ともに深い傷を負った。

(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/12/24/358231.html)
 
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