新しい修煉者 「師父に感謝し、衆生に願いを込めて」
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文/中国の新しい大法弟子

 【明慧日本2018年2月5日】師父の『洪吟』を読んだ後、私は何回も泣いたことがあります。大法に出会うのが遅すぎて、しかも中国共産党にひどく洗脳されていたことを非常に遺憾に(残念に)思っています。今、私は一生懸命に修煉に努めています。

 私は建設会社の平社員で、大学を卒業後、コネを通じて国営企業に入り、 ダラダラとした会社生活を始めました。小さい頃の私は勉強がそこそこできて、両親の教育も厳しかったのです。しかし、大学に入って自由の身になった私は、周辺のあらゆる誘惑に惑わされて自分をしっかりと制御できず、ネットカフェで日々の時間を潰すようになりました。

 大学にいる頃、憂鬱な日々が多く、本来なら、私の人生はそのままダメになってしまうところでした。幸いにも新しい校区への移転に伴って、私は母のような存在である良師に出会い、日々の生活を改めるように指導してもらい、やっと大学を卒業することができました。後に、母親はこう言いました。「あなたは心から李先生に感謝しなければならない。正直、私でさえあなたを諦めていました。李先生があなたに諦めないように、希望をつなぐように言ってくださったのよ」

 大学生活のもっとも辛かった時期に、試験に悩まされながらも、私は人生の多くの問題について考えました。しかし、何の収穫もなく、悟り得たものも何もありませんでした。

 入社後、私は通訳兼経理としてドバイに派遣される辞令を受けました。海外に出る初めてのチャンスなので、興奮と憧れを持って私は何も深く考えずに行きました。外国で暮らす日々はものすごく早かったです。建築現場で8カ月ほど生活した後、あまりの暑さに耐えられず、私は11カ月目に帰国しました。

 帰ってから、私は会社の経理部に入りました。なぜか、課長はいつも私を困らせ、無理難題をふっかけたりしてきました。何をやっても彼女に認めてもらえない私は、心が非常に苦しくて、 「天の将に大任をこの人に降さんとするや」(天がその人に大任を降さんとする時、数々の試練を与え、試されている)という孟子の話で自分を励ましていました。経理部で数年の経験を積んだ後、私は研究センターに移り、建設技術者証を取ってから経営部に入り、今は全てが順調です。

 実際、私は肝炎を患っており、周辺には何ともないと言っていますが、心の中では大きなストレスとして抱え込んでいます。私の大法と出会う縁が熟したのかもしれませんが、偶然な機会に、ネットサーフィンが好きな私は「自由門」というネット封鎖を突破するソフトをダウンロードし、海外のサイトに触れることができました。最初、多くの法輪功に関する文章を目にした時、正直、心には抵抗がありました。1999年に大法が迫害され始めた時、私は高校2年生でした。当時、2カ月ほどテレビニュースは毎日デマを流していたため、私には先入観のようなものが植え付けられました。こうして海外のサイトを見るとき、私は関心を持つ中国国内に関する政治のニュースしか見ませんでした。

 毎日、国内では見れないニュースを見ているうちに、ある日、私はこう思いました。「これらのニュースの論点は客観的だ。法輪功に関する報道も正確なものだろう」。こうして私は法輪功に関するニュースも読み始めました。最初の頃、色眼鏡で見ていた私は無意識のうちに心の中で批判していました。「そんな不思議なことはないだろう。ありえないだろう」。 ついにある日、私は『轉法輪』をダウンロードして読んでみようと決心し、「大学を卒業した自分には、それぐらいの真偽を識別する能力があるだろう」と考えました。

 『轉法輪』を読んでから私はやっと分かりました。この30年間、私は無駄に生きてきて、真理の裾(すそ)にも触れておらず、幻の世界で生きながらも名利を争っていました。私は修煉の意欲が湧いてきて、師父の功法を教える写真などをダウンロードして、自分で模索し始めました。心の通じ合う友達に会う際、私は自分が知っている真実の情況を彼らに伝えました。

 その後、師父の『洪吟』を読んだ後、私は何回も泣きました。大法に出会うのが遅すぎて、しかも中国共産党にひどく洗脳されていたことを非常に遺憾に思っています。しかし、私の修煉の志は動きませんでした。そして、家族や親友達に続けて真相を伝えていきたいと思います。

 私は体中に業力が充満している人かもしれません。しかし、今、私は一生懸命に修めています。嘘偽りに惑わされている多くの衆生が大法に出会い、大法を修煉することによって得られる気楽さや大きな喜びを感じてもらいたいと心から願っています!

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2018/1/29/359785.html)
 
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