江蘇省の学習者・張永珍さんに懲役4年の判決
■ 印刷版
 

 【明慧日本2018年3月3日】(江蘇省=明慧記者)江蘇省淮安市盱眙县盱城镇の法輪功学習者・張永珍(56歳、女性)が不当に南京女子刑務所4刑務区に拘禁されている。張さんが判決された後に上訴したが、家族にはその情報が何も得られなかった。親戚が情報筋から聞き、事情が分かった。

 2016年9月4日24時以降、張永珍さんと夫葉宇紅さん、姉の張佐業(66歳)さんが盱眙県国保大隊(法輪功迫害の実行機関)に連行され、家宅捜索を受けた。プリント2台、ディスクトップパソコン1台、ノートパソコン2台、DVDが押収され、3人が盱眙県十里营派出所に拘束された。9月5日の夜に姉の張佐業さんだけが解放されたが、継続して監視されている。

 9月5日夜、法輪功を修煉しているという理由で、張永珍さんと葉宇紅さんが拘束されたことを警察は家族に伝えた。翌日、盱眙県国保大隊の警官が張さんと葉さんの娘に拘束の同意書にサインをさせようとしたが、娘たちは断った。その日、葉さんが盱眙拘置所に拘禁されて、張さんが淮安置所に拘禁された。1カ月後、葉さんだけが保釈された。

 昨年4月、盱眙県裁判所が張永珍さんの裁判を行った際、張さんは法廷で法輪功の真相を伝えた。張さんが配った数百部の真相資料のことを認めたが、そのことが有罪であることは否認した。さらにその場で裁判官ら、検察官ら、警官らに対して押収された法輪功迫害の真相資料を読んでもらい、真偽を判別してほしいと述べた。

 昨年9月、張永珍さんは懲役4年の実刑判決を宣告されて、上訴したが、一審での原審維持が認められた。今年1月まで淮安市拘置所に拘禁され、現在、南京女子刑務所4刑務区に拘禁されている。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2018/2/12/360758.html)
 
関連文章