中国の旧正月、南豪州の法輪功学習者は福音を届ける
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 【明慧日本2018年3月10日】(南オ-ストラリア=明慧記者・夏純清)年に一度行われる中国の旧正月のマーケット市が2月17日、南オーストラリア・アデレード中華街で開催された。当地の法輪功学習者は中華街の入り口に真相を伝えるブースを設け、華人、市民や観光客に新年の挨拶を贈り、同時に法輪功の素晴らしさを伝え新年に福音を贈った。明慧ネットの『吉祥娃娃』(おめでたい赤ん坊)のカレンダーが人気のある贈り物になった。

 人々は法輪功学習者との交流や各種の資料を通して、法輪功の真相を知り、また穏やかな煉功のエネルギーを感じたという。彼らは中国共産党と江沢民の法輪功に対する残酷な迫害に驚愕し、豪州政府がこの迫害制止の手助けをするよう希望している。

'图1:各族裔民众在呼吁制止迫害法轮功的征签表上签名。'
迫害の制止の呼びかけ署名をする市民

  ホーソーンに住む元学校教師ヘレンマリノス(Helen Manos)さんは、法輪功学習者と出会うと、旧友と出会ったように親しく新年の挨拶を行った。数年前から法輪功が中国で残酷な迫害を受けていることを知った彼女は、自発的に法輪功のために奔走し、議員と会ったり、外務大臣に手紙を書いたりしている。

 彼女は「数年前、人権組織を通して法輪功学習者が中国共産党の生体臓器狩りにより殺害さていることを知りました。これらの行為は完全に人権に反しており、中共政権は国際社会で必ず説明しなけらばなりません」と話した。

 「西側社会はこのことを無視してはならず、豪州政府は声を挙げて、面と向かってこの貿易相手国に対して人権問題について話し合わなければなりません」と話した。

 マリノスさんは最後に、「私が思うには、法輪功の原則『真・善・忍』は普遍的な価値観であり、すべての人が内心に記憶すべき品性のある道徳なのです」と語った。

'图2:格里默尔(Lyndon Grimmer)先生在和法轮功学员交谈。'
法輪功学習者と交流する
リンドン・グリマー(右)さん

 政府官員を退職した、リンドン・グリマー(Lyndon Grimmer)さんは、10年前に法輪功のことを聞いたことがあり、その後、深く知るようになり、法輪功学習者が迫害の制止のために、たゆまない努力をしている精神に感動したという。

 彼は、ここで法輪功学習者が自由に煉功する姿、および中国の残酷な迫害を暴露している活動を見ることができ、とても心が和むと感じているという。

 彼は「中国人は共産党の統治下で、伝統的な精神と信仰を忘れてしまい、中国政府は利益のため道徳的な原則を喪失しています。しかし法輪功学習者は伝統を復興させようと、とても良く行っています。例えば私たちは毎年の建国記念日のパレードを見ていますよね、法輪功の隊列は何時も見どころがあり、素晴らしいです」と話す。

 「私が思うには、オーストラリア人は法輪功を多く学ぶべきで、これは難しくできないことではなく、煉功や座禅を通して、しばらくすれば周りの一切に対して平和的に見ることができるようになります」と、グリマーさんは語った。

'图3:制衣公司老板穆尔赫斯(Chris Mulhears)先生(左)和法轮功学员合影。'
学習者と記念撮影する、縫製工場の経営者・
マルハルスさん(左)

 自分の縫製工場を持ち、裁断技師でもあるクリス・マルハルス(Chris Mulhears)さんは、1999年共産党が法輪功への迫害を始めた当初から、法輪功や中国の人権状況に関心を寄せていたという。「中共政権は法輪功学習者、および異なる政治思想を持つ人々に対して、一貫して残忍な弾圧を行っており、とても悲しいことです」、「私がほんとうに理解できないのは、国際社会は、中国で被害を受けている人たちを支持するという強いメッセージをなぜ送らないのか?」、「オーストラリア政府は、米国政府と同じように、共産党の迫害を譴責する決議案を通すべきです」と話した。

'图4:厨师伯切尔(Brian Burchell)先生。'
署名している
ブライアンバーチェルさん

 調理師であるブライアンバーチェル(Brian Burchell)さんは、迫害の制止を呼びかける署名をした。彼は法輪功の迫害をはじめて聞いたという。法輪功学習者に対する迫害、生体臓器狩りは中国政府が主導して行われ、暴利を手にしているとのことを知った彼は、非常に驚き、このようなことはなぜ大きく報道されないのかと疑問視した。「このような恐ろしいことを、なぜ私は知らなかったのでしょうか? ナチスよりも残忍です」と話した。

 「私は驚いていますが、なぜこのようにな事を継続的に行われているのを許しているのでしょうか? ほんとうに悲しくなります。帰ってから同僚に今日見たこと聞いたことを伝えます」と話した。 

 「もし人々が『真・善・忍』の価値を信じなければ、人々は悪くなるのは明かです」。彼は最後に、「豪州政府は他の国と一緒になって、ともに迫害を制止すべきです。このことが早期に転機を迎えられるよう希望します」と話した。

 中国人留学生の小池さんは、法輪功のブースを見かけると、とても喜んでいた。彼は「国内で、私の母親、母方の叔母さん、と父方の2人の叔母さんが法輪功を修煉しています。私は自分の家でも、叔母さんの家でも真相資料を読むことができます。今日、ここで真相を伝え拠点に出会い、心がとても和みます」と話した。

 彼は、自分と妻は三退の声明をしたという。

 当日、19人の華人が法輪功学習者との交流の中で、中国共産党組織の党員、団員、少先隊から脱退した。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2018/2/19/361991.html)