【明慧日本2018年7月5日】湖北省麻城市裁判所は2018年6月22日、麻城市白果鎭の女性の法輪功学習者3人に対して裁判を行い、湯世新さん、張宝琳さんに懲役3年6カ月、訚(イン)愛梅さんに懲役2年5カ月の実刑判決を宣告した。中国共産党当局の妨害で家族が依頼した弁護士は出廷できなかった。
上述の3人は2015年に不当に連行されて武漢洗脳施設に拘禁され、その後、黄岡留置場に移送されて以来、3年間拘禁されている。弁護士は3人と面会したことがあるが、家族はずっと面会を禁止されたままである。そのため、湯さんの母親(80代)は死ぬまで湯さんと会うことができなかった。湯さん、張さんの2人は迫害されて、現在病状が現れているという。
湯さん、訚さんは2015年6月1日に麻城市で真相を伝えていた際に不当に連行され、洗脳班に約2カ月間拘禁され、同年7月29日に黄岡留置場に移され、引き続き拘禁された。懲役2年5カ月の実刑判決を下された訚さんは、今年5月25日に解放されて帰宅したが、湯さんは未だに同施設に拘禁されている。
張さんは2015年7月21日に不当に連行され、家宅捜索を受けた。ノートパソコン、プリンターを押収された後、張さんも洗脳施設に拘禁され、その後、黄岡留置場に移送され、現在も拘禁され続けている。
聞くところによると、国保大隊(法輪功迫害の実行機関)の警官は、上述の3人に対して早めに裁判を行うようにと裁判所にずっと促していたため、裁判所はこの案件を受理せざるを得なかったという。
現地の610弁公室は洗脳班の運営を維持するため、法輪功学習者から少なくとも20万元以上の現金を強請り取っているという。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)