　【明慧日本2018年7月21日】カナダの最も美しい景色であると名高いバンフ国立公園は、真っ白な雪山と澄んだ水域で世界でも有名である。毎年世界各地からバンフタウンにやって来る観光客が、およそ百万人もいる。毎年7月1日のカナダの国慶節には、バンフタウンに大勢の観光客がやって来て、1年に一度の国慶節を祝うこのパレードを楽しみにこの地を訪れる。2018年の第3回国慶節のパレードに参加した法輪功学習者たちによる花車の隊列は、数十万人の観光客に法輪功の素晴らしさを示し、「真・善・忍」の喜ばしい良い知らせをもたらした。

　ロッキー山脈の気候はよく変わり、先ほどまで日が照っていたかと思うと、少し経つと小雨になる。それをよく知る観光客達は準備万端整えて、傘を持って大通りの両側でパレードの隊列を待った。11時30分に、パレードは開始され、今年は30台の花車がパレードに参加した。隊列の中の多くはロッキー山脈地帯にある有名な企業や旅行会社、楽団の組織であるが、法輪功のチームはその中で唯一のアジア系の隊列である。

　花車はゆっくりと行進し、法輪功の隊列は鮮やかな黄色と淡いピンク色で観衆を引きつけた。

　ゆったりと伸びやかなスラッとしたピンクの衣装を身に着けた仙女が蓮の花を手に持って、花車を引率し、そのそばの美しい天門の造型の花車の上で、学習者が穏やかな功法を実演した。古代衣装を身にまとった仙女はしきりに手を振って、観光客に笑顔で応えた。花車のすぐ後ろには、腰鼓隊が腰に下げた小太鼓をリズミカルに叩き、踊りながら行進し、観光客の絶え間ない拍手をもらった。

　この数年来、バンフ国立公園では中国の観光客の熱烈な声援を受けた。毎回パレードを観覧する観衆の中には、華人の姿も目立ち、彼らは学習者たちの花車の隊列に深く引きつけられた。この世界に注目される有名な観光地で、自ら進んで物事に取り組む大勢の学習者たちは、「法輪大法は素晴らしい」、「真善忍は素晴らしい」の横断幕を高く挙げて、多くの人々の歓迎を受けた。これは彼らの故郷、中国では想像できない光景である。彼らは学習者に向って手を振って挨拶するだけではなく、この思い出の美しい光景を写真に撮った。

　今年、法輪功学習者の花車の隊列はパレード組織委員会により、第1位に選出されたという。