村人は誰もテレビ放送した事件を信じなくなった
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文/中国の大法弟子

 【明慧日本2018年8月8日】私は農村の大法弟子です。2002年、ある人が地元で2000ムー(土地面積の単位。1ムーは6.667アール)の農地を借りて、トウモロコシの栽培を始めました。当時、百数人の人が雇われて苗の植え付け作業をしました。私もここでアルバイトをしました。作業をしながら、私は周りの人に法輪功が迫害されている真相を話し、「天安門焼身自殺はでっち上げですよ」と伝えると、隣人はすぐに私の話に続けて、「天安門焼身自殺は全部嘘だ。それを知っている」と言いました。

 「どうして知っているのか?」と聞くと、彼女は周りの人に以下のことを話しました。

 法輪功が迫害を受けた当時(1999年頃)、焼身自殺事件はまだ起きていなかったのですが、ある日、私は用事で村民委員会に行きました。用事をまだ済ませないうちに、公安局のパトカーがやって来て、パトカーから数人の警官が降りてきました。事務室の幹部に「お前の村のあの精神異常者を連れて来い。あいつは法輪功を煉功して頭がおかしくなっただろう?」

 村の幹部は困惑そうに「彼は法輪功を煉っていませんよ。彼は十数年前から頭がおかしくなったのですが」と言うと、警官はバンとテーブルを叩いて「あいつが法輪功を煉功したと俺が言えば、煉功したのだ」と怒鳴りました。村の幹部は互いに顔を見合せ「それなら、あなた達は彼を連行して行きなさい。どうせ彼を養う家族が誰もいませんから」

 そこで、彼らはあの精神異常者を連れて来て、パトカーに押し込みました。そして、その警官は「ほら、見てみろ。法輪功を煉功してこうなったのだ。頭がおかしくなって何も分からなくなったぞ」と言って、警官らはその人を精神病院に連れて行きました。

 それから、村人達はテレビで放送した法輪功を誹謗中傷した話を誰も信じなくなりました。「天安門焼身自殺」のニュースが出た時も、村人は皆「また嘘か」と冷ややかでした。なぜなら村の精神異常者ですら、警官らに見せかけに使われたからです。

 法輪大法は1992年に世に公開され、1999年7.20から中国共産党に迫害されるまで、僅か7年しか経っていません。十数年前から精神異常になった人は、法輪功の煉功と何の関係があるのでしょうか? それこそ江沢民集団が捏造した「煉功して死亡した1400例」の由来です。

 中国共産党は政権を奪取してから、様々な政治運動を起こし、八千万人の人を死に至らしめました。しかし、このような独裁政治は数十年も国民を騙し続けており、未だに虚言を信じ込んでいる人がいます。様々な災害や災難は神が中国共産党を滅ぼしている兆候です。もっと大きな災難はこれからも訪れて来るでしょう。未だに騙されている人々に、早く目醒めてほしいと心から願っています。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2018/7/17/371083.html)
 
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