ドイツ 迫害制止パレード 人々は法輪功を支持
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 【明慧日本2018年10月10日】ドイツの法輪功学習者は6月のフランクフルト文化祭に参加したあと、9月1日再びフランクフルト市で大規模なパレードを行ない、中国共産党による法輪功学習者に対する残酷な迫害を暴いた。

'图1~2:天国乐团经过法兰克福市中心'
フランクフルト市中心部で行なわれたパレード

 フランクフルト市には国際空港があり、観光客の出入国の最も多い街である。パレードの当日は晴れ晴れとした天気で、この日はフランクフルトのワイン祭であり、市民のみならず国内外から多くの観光客が訪れた。パレードは天国楽団の演奏に先導され、白い服を身に纏い中国で迫害によって死亡した法輪功学習者の遺影を持つ学習者が続き、威風堂々の横断幕隊がしんがりを務めた。この隊列は市民や観光客を惹きつけた。

 パレードはフランクフルトの繁華街を出発し、旧市政府庁舎広場、オペラハウスを通り、市中心部にある駅で終了した。パレードと同時に市中心部の繁華街にある真相を伝える拠点で、迫害を制止する署名を行ない、五式の煉功動作を実演した。この日の活動は多くの人々に注目され、当地の市民は法輪功を学べる場所を尋ねた。

 パレードのあと、天国楽団は再び、旧市政府庁舎広場、オペラハウス、駅前広場で演奏を行なうと同時に、人々に迫害の真相を伝え、法輪功の迫害制止活動への支持を呼びかけた。資料を受け取った人々は好奇心で資料を読み始めた。

 人々は学習者に法輪功について尋ねた。中国からの多くの観光客はこの光景を写真に撮り、中には学習者に「みなさん、お疲れ様です」と慰労した。

'图3:法轮功学员组成的悼念方阵,悼念在中国大陆被迫害致死的<span class='voca' kid='59'>同修</span>'
中国で迫害により死亡した学習者の遺影を持つ学習者

'图4:法轮功学员在市中心广场上发正念'
市中心部にある広場で発正念をする学習者

'图5:天国乐团在法兰克福歌剧院前演奏'
オペラハウスの前で演奏する天国楽団

'图6:游行队伍经过之处民众踊跃为反迫害签名'
迫害に反対し署名をする市民

 中国人の観光客「あなたたちは正しい、中国共産党は中国ではない」

 ある中国人男性は学習者に、自分は出張でフランクフルトに来ており、香港に出張した際、法輪功の真相を伝える拠点を多く見かけて、共産党組織から脱退したといい、共産党員になる意味がないという。彼は横断幕を見て、「あなたたちは正しい、中国共産党は中国ではありません」と話した。

 家族旅行でドイツに来ている中国人夫婦は学習者に出会って嬉しくなり、「みなさん、お疲れ様です」と話した。2人は共産党は中国を代表することはできないといい、「中国の報道を見ると、中国人民がどうのこうのと言っているが、共産党が人民を代表することができるでしょうか?」と話した。

 マルタ人観光客 「真・善・忍が世界中に伝わってほしい」

 ブラジルの慈善団体の創始者で、マルタ人のジョセフさんは、1週間の予定でドイツに来ている。学習者のパレードに出会い、パレードの隊列は整然として秩序があるといい、国に戻ったら法輪功について多く勉強してみたいという。中国共産党の迫害について、「私は愕然としました。このようなことが中国で未だに発生し続けているとは思いませんでした。中国の人民は依然として私たちのような自由がなく、中国が独裁国家だからです」と話した。

 ジョセフさんは「真・善・忍」の準則に賛同し、「もし法輪大法の真・善・忍の準則を世界中に伝えることができれば、世界は平和になり、人々の憂慮、戦争、貧困と腐敗はなくなります」と話した。最後に彼は法輪功についての情報や報道を団体の同僚に伝えるという。

'图7:来自马耳他的约瑟夫很认同“真善忍”'
真・善・忍の理念に賛同するジョセフさん

 「我々はあなたたちを支持する」

 年配者夫婦のルースさんとウィルフリードさんは、中国共産党による生体臓器強奪の横断幕を見て、早速学習者を訪ねて、迫害の反対署名をしたいと申し出た。奥さんのルースさんは活動が中国語で報道されると聞いて喜んだ。

 彼女は「私はドイツ人で、夫はオーストリア人です。彼ら(学習者)に告げてください、この両国民はあなたたちの迫害制止活動を支持します」と話し、別れる時、ルースさんはドイツ語の明慧ネットのアドレスを聞いた。

 華僑「法輪功学習者の活動を見るためにきた」

 中国の武漢からドイツに移住した余(音訳)さんは、ドイツに来て長い時間が経ち、フランクフルトから300㎞ほどの場所にあるブランズウィックに住んでいるという。

 活動している間、余さんはずっと真相を伝える拠点の付近にいた。中国国内ではこのような光景を見たことがなく、彼は数時間電車に乗りわざわざ学習者の活動を見に来たという。彼は中国共産党が法輪功に対する迫害を始めた当時の恐怖を思い出し、「私の友人数人は(法輪功を修煉しているため)強制連行されました。私がドイツで自由な空気を吸えることを、彼らは喜んでくれています」と話した。彼はすでに法輪功を学び始めているという。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2018/9/3/373314.html)
 
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