青島市の高齢の宋平年さんに懲役3年の実刑
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 【明慧日本2018年12月12日】(山東省=明慧記者)山東省青島市の法輪功学習者・宋平年さん(71歳男性)が不当に懲役3年の実刑判決を言い渡され、2018年11月8日に、済南市内の山東省刑務所に移送された。

 宋平年さんは青島市即墨区田横鎮に住んでいた。2017年5月2日、年に1回の農産物市場で法輪功真相を伝えた時、田横鎮派出所の警官らに連行され、家宅捜索を受けた。

 2017年5月3日、宋平年さんが不当に即墨普東拘置所に拘束され、国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)の警官に、「始末書」を書くように言われたがそれを断った。宋さんは「私は法輪功を修煉して健康になった。自分は真・善・忍の理念に従って良い人になり、他人にも真・善・忍の理念に従って良い人になるように勧めた。法輪功を紹介したことは犯罪ではありません。なんの反省文を書くのでしょうか」と問い正した。

 2018年8月16日、宋平年さんが不当に1年3カ月間拘禁されて、即墨普東拘置所内で即墨裁判所の人員により、裁判が行われた。家族の依頼した北京の弁護士が無罪を主張し、起訴者の高海燕が起訴して上げた五つ罪を全部否認した。弁護士は「公安から提供されている証拠はすべて不当なものであり、国民の信仰や自由の権利は憲法によっても規定されています。宋平年さんが法輪功を修煉して心身が健康になりました。さらに、他人にも真・善・忍の理念に従って良い人になるようにと、法輪功を紹介するのは良いことです。他人も恩恵を受け、どんな被害をも与えておらず、どんな法律にも違反しておらず、どんな法律の実施をも妨害していません。よって宋平年さんは無罪であり、良い人です。この法廷ですぐにでも解放すべき善良な人物です!」と強く主張した。

 裁判官韓紅星は道理に欠けているのを知り、起訴者の証拠の追加が必要であるという理由で、休廷を言い渡した。

 即墨裁判所は法律を無視し、道徳や良心に背き、家族にも一切通知せず、弁護士もいない条件下で、秘密に開廷して、善良な宋平年さんに懲役3年の実刑判決を言い渡した。そして、2018年11月8日、宋平年さんは山東省刑務所に移送された。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2018/11/23/377549.html)
 
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