大連のエンジニアの劉肖雄さん 再び起訴
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 【明慧日本2019年4月4日】大連市のソフトウェアエンジニアで、法輪功学習者の劉肖雄さん(32)は、派出所に呼ばれて、臨時住民登録証の手続きの件で来るようにと言われた。劉さんが騙されて行った際に拘束され、すでに8カ月拘禁さている。現在、劉さんは再度、高新園区検察庁に起訴された。

 劉さんは大連和衆信拓科学技術有限会社のソフトウェアエンジニアで、温厚で誠実な人柄である。全てにおいて「真・善・忍」の基準で自分を律し、問題がある時には、いつも自分はしっかり行えたかどうかを考える習慣を身に付けているため、上司と同僚からも好評を得ている。劉さんを連行した高新園区の警官・李偉でさえ「劉肖雄は今までに会ったことがないほど、立派な若者だ」と言った。

 2018年7月25日午前10時過ぎ、大連市七賢嶺派出所の警官は「臨時住民登録証の手続きをお願いします」と劉さんにウソの電話をかけた。その時、劉さんは疑うことなく休みを取り、派出所に出向いたが、結果的にはこの件はウソで、拘束されて家に帰れなくなった。警官は劉さんに、会社の上司に何の連絡もさせないまま携帯電話を押収し、外部との連絡を絶たせた。そのため会社の上司は劉さんと連絡が取れないので、仕事にも多大な影響を及ぼした。

 情報筋によると、当日、劉さんは派出所の1階の窓口の所で臨時住民登録証の手続きについて尋ねた際に、所長の毛宏亮が1階に下りて来て、「法輪功を学んでいるのか?」と劉さんに聞いた。その時、劉さんは「学んでいます」と答えた。毛宏亮は「それなら、帰らせる訳にはいかない!」と言い、劉さんを拘束した。

 その後、七賢嶺派出所の警官らは「証拠」を収集するため、当日、すぐ劉さんの家に行き、家宅捜索を行った。翌日の昼ごろ、警官はまた「今日はとても暑いから、自宅に連れ帰って入浴させる」という口実をもうけて、再度劉さんの家に行ってノートパソコンを押収した。そして劉さんは大連市留置場に拘禁され、一切の面会を禁じられた。

 最近、検察庁は二度「証拠を補足するように」と公文書を公安局に差し戻したことが分かった。1回目は2018年12月の時で、公安支局に劉さんのパソコンの中にある数十ギガバイトの資料をDVDに作らせた。2回目は2019年2月の時で、詳しい情報はまだ分っていない。

 現在のところ、高新園区の支局は「補足された」資料を再度、検察庁に提出したという。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2019/3/24/384261.html)
 
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